投稿者 コスモス 日時 2005 年 1 月 17 日 11:30:44:
回答先: Re: 正月そうそうびっくりしたこと 投稿者 コスモス 日時 2005 年 1 月 17 日 09:50:38:
屁理屈を並べていると思われると心配なので、下記のサイトを
参照いただけると幸いです。
スリランカ在住の作家アーサー.C.クラークのレポートです。
http://www.clarkefoundation.org/news/releases/011005.html
スリランカでは岸から300メートル以内にどんな建設でも禁止する
規則があったそうですが、ホテル開発者とエビ養殖業者に無視され
ていたそうです。
スリランカでは、今回の津波被害を機に国内の政治的対立(及び
内戦)が一時休戦状態になっていて、その意味では良いこともあ
ると伝えています。
|> 私はインド洋の海を見たことはありませんが、観光のガイドなどで
|> 知る限りはたいへん美しいところだと思います。
|> つまり「神の愛で地上は満たされている」のだと思います。
|> ところがその美しさにとらわれて、外資系のリゾート開発が始まり、
|> 海岸部に多くの人が住むようになったのだと思います。
|> もともと日本同様で海洋民族が住む地域のはずですから、古くから
|> の言い伝えを生かせば津波の恐ろしさを伝えられたはずです。
|> わずかですが海の水が引き始めたら高いところに逃げろという言い
|> 伝えに従い助かった人々がいるそうです。
|> 地震や津波は自然現象であり恨んでも仕方ないことだと思います。
|> ただリゾート開発をして外資系企業が儲けているのに、災害が起こ
|> ると地元の人々が苦しむというのはやりきれない思いです。
|> 世界中、こういうことだらけです。
|> 中東では石油資源に絡む争い。
|> アフリカではかつてのプランテーション開発が原因の自然破壊
|> や飢餓。
|> そしてとうとうインド洋ではリゾート開発に絡む人災。
|> そして「地上に悲しみが満ちあふれる」ことになるのです。
|> 災害を生み出したのは、私たち自身なのだと反省する今日この
|> 頃です。
|>
|> |> びっくりしました。イギリスの詩人が、こんなことを言っていました。正確な引用ができないのですけれど。
|> |> 「どんなに地上に悲しみが満ちあふれていても神の愛で地上は満たされている」
|> |> まさしく私がそのように信じたいのですけれど。理念的にはわかるのですけれど。でも心情的には…
|> |> 現実問題、罪もない子供達が悪意によって死んでいくさまをみるにつけ、本当に神様の真意をはかりかねます。
|> |> なぜ、カミはヒトに(悪をなすことができるほどの)自由意志をお与えになられたのでしょう?
|> |> なぜ、カミはヒトの目の前に、善と悪とを知る智慧の木の実をおいておいたのでしょう?(エデンの寓話)
|> |> 私は正しい自由意志、成熟した自由意志をたっとぶ者です。でなければ、この宇宙の創造の目的を理解できません。
|> |> ですが、地震や津波で死んでいく人々を見るとやはり解せません。
|> |> 「最初から天国だけ作っておけばいい。」
|> |> これは元クリスチャンの私の母の言葉です。