地球人への警告のメッセージ

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|> 私たちがこの惑星にやって来たのは、単なる訪問が目的ではなく、人類への警告のメッセージを |> 伝えるためなのです。 |> 私たちがどこの惑星、恒星、もしくは衛星からやって来たのかは明かすわけにはいきません。 |> なぜなら、あなた方人類があらゆる手段を駆使して宇宙に飛び出し、やがて我々を征服しようと |> 企む危険が迫っているからです。 |> ただし、私たちは、その気になれば、反撃し、そして卑劣で利己的な人類を抹殺することができ |> ます。 |> この惑星では覇権や支配をめぐる国同士の争いが絶えず、また国内でも人々の間に不満や不和が |> 絶えません。家族や親戚の中でもやはり反目や謀略が見られ、個人の心の中にも善と悪、邪心と |> 純真、寛容と利己主義の葛藤が常に存在します。 |> 一体なぜでしょうか？　それはこの惑星に善や純真や寛容よりも利己主義や残虐非道、不正や邪 |> 悪の方がはびこっているからです。 |> これまで何世紀もの間、戦争や対立によって大勢の人間が殺し合ってきたことを振り返ってご覧 |> なさい。何のために殺し合うのでしょう。 |> 覇権や支配のためです。他者を支配し、服従させたいという強烈な欲望があるからです。 |> もちろん、この惑星にも善良な人間はたくさんいます。けれども卑劣で利己的な人間の方が圧倒 |> 的多数を占めているのです。 |> 個人の心の持ち方に、家族や親戚の付き合い方に、国内や国同士の関係に、今すぐ根本的な変化 |> が起きない限り、人類は覇権と支配を求める自らの利己的な欲求によって破滅するでしょう。 |> そして人類が絶滅しない限り、地球に平和は訪れないのです。 |> 国家間の核戦争の危機は間近に迫っています… |> …今すぐではないかもしれないし、あるいは何世紀先のことかもしれません。 |> しかし、終末は必ずやってきます。 |> 人類はもう後戻りできなくなっています。いつの日か自らの飽くなき欲望のために滅びることで |> しょう。そして万が一、少数の善良な人々が生き残ることができれば、彼らは愛他的な子孫を増 |> やし、国同士や国内、家族や親戚の中、個人の心の中の絶え間ない葛藤に終止符が打たれ、つい |> に地球に平和が訪れる日が来るでしょう。 |> もう一つ、人類が、他の惑星にも征服の手を伸ばし、やがてそこで覇権と支配を確立しようとす |> ることで、結局は地球人の絶滅という結果を招く危険も大いにあります。なぜなら、他の惑星の |> 人々は、利己的な人類のおかげで貧欲さや邪悪な心が広がるのをおそれて、途方もない武力でも |> って反撃を行なうからです。 |> 1970年代前半のコンタクトより |> (ティモシー・グッド)