投稿者 スターダスト 日時 2005 年 10 月 29 日 01:22:30:
アダムスキーは時折チューリッヒについて語っていたものでしたが。
現代ではどうなのでしょうか。毎日新聞のスイス支局で頑張ってこられた方がお書きになった書物があります。
黒いスイス (新潮新書)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106100592/#product-details
amazonの書評では以下の通りです。
--内容(「BOOK」データベースより)--
永世中立国で世界有数の治安のよさ。米国などを抜き、常に「住んでみたい国」の上位に名を連ねる国、スイス。しかしその実態は―。「優生学」的立場からロマ族を殲滅しようと画策、映画“サウンド・オブ・ミュージック”とは裏腹にユダヤ人難民をナチスに追い返していた過去、永世中立の名の下に核配備計画が進行、“銀行の国”でまかり通るマネーロンダリング…。独自の視点と取材で次々と驚くべき真相を明かす。
--目次--
ロマ(ジプシー)の子供を誘拐せよ
「悪魔」のスタンプ
それぞれの戦い―「祖国」と「人道」の狭間
中立国の核計画
理想の国というウソ(「相互監視」社会
民主主義社会
「ある政治家との対話」)
マネーロンダリング
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う〜ん……
子供の頃、永世中立国ってあこがれだったのですがねぇ。実際には国民皆兵の軍事強国でもあるわけでして……
上の目次ではわかりませんが、ネオナチ(=ナチスの亡霊)が若者達の間で勢力を伸ばしつつあるようで、正しい民主主義教育がなされていないとこうなってしまうのかなぁと考え込んだりします。日本の若者達の間でも戦前の国家主義の焼き直し的な浅はかな思想が蔓延しはじめていますしねぇ。彼らいわく、『韓国併合はアッチが望んだことであって侵略ではない、中国大陸進行も欧米諸国による植民地支配を打倒するためであり…』。どうしてそのようなプロパガンダを容易に信じてしまうのか、私にはサッパリわかりません。悲しい。
ええと、韓国併合よりももっと前に、西郷隆盛が西南の役で亡くなった話があるのですがね、西郷どんは『征韓論』を強く主張したのでした。(国内の紛争が終わって)明治政府が成立してお役御免になった武士階級諸氏を糾合し(国外で戦いの場を求める)ように主張したわけです。
さて西郷どんは、負けてしまったわけですが、勝ち組の政策は「台湾征討論」でした。後に太平洋戦争になっていくわけですが。
こういった歴史的事実を学校ではキチンと教えないのでしょうか?
余談がすぎました。
戦争を期待する国際間的な勢力(各国家の主権なんてどうでもよい勢力)が大喜びしそうな時代であります。現代のチューリッヒにもセンターがあるのでしょうかねぇ?
本日、日本の憲法の改定草案が政府与党内で出来上がりましたが、第九条に「なんだかしりませんが日本の自衛軍が外国にわざわざ出かけて戦闘行為をしても良いのです」という項目が付加されそうです。
そうですね、日本の防衛の為に朝鮮半島や中国大陸や亜細亜、太平洋への侵略を行ったこと、日本人は忘れているのです。
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