投稿者 コスモス 日時 2005 年 1 月 13 日 09:59:14:
夕食後の皿洗いをしていると、娘(小1)が「ころころぽん」
の話を教えてくれました。
娘は、ころころぽんとは森に住んでいるさびしがりやの妖精で、
結婚した男と女の人が森にいって、ころころぽんを一人連れて
帰ると「こども」になるのだ、と言います。
数日前、妻が「ぽっかぽか」(文庫版第8巻)をBOOK-OFFで
買ってきていました。それを読んだようです。
実は正月休みに入って妻から教えてもらったのですが、妻は
娘から「自分はどこから生まれてきたの?」と聞かれたので
した。
娘には生まれる前はママのお腹の中にいた、ということを前
から教えてあったので、妻に聞いたらしい。
妻は、お腹の中からどうやって出できたのか?という意味か
と受け取って答えたらしいのですが、そのときは何となく話
が終わってしまったそうです。
娘の質問の意図は「お腹の中に入る前はどこにいたのか?」と
いうことだったらしく、ようせいのころころぽんが「こども」
になるという話を読んで納得してしまったようです。
これでいいのだろうか?と思ったりもしましたが、小学1年生
にいのちが生まれるしくみを始めから説明するには、親の方の
知恵が不足しているなと痛感しました。
私としては、娘がいのちに接する機会をできるだけ多くして、
娘が自然に学んでゆくのを助けてゆきたいと思っています。
生きるための知恵の第一歩は「いのちの大切さを知ること」。
さらにその始めの一歩は、あらゆる意味でいのちに関心を持つ
ことだと思います。
その点では、大庭自然探偵団の自然観察会に参加して、いろ
いろないのちを知る機会をいただいており、私や妻や娘は恵
まれているなと感じています。
娘が学んだ知恵をさらに未来のこどもに伝えてくれればよい
と願う今日この頃です。