老子とアダムスキー


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投稿者 スターダスト 日時 2003 年 2 月 14 日 20:20:07:

回答先: Re: 老子とアダムスキーの今昔物語 投稿者 住田 一成 日時 2002 年 12 月 14 日 09:45:16:

老子の残した言葉「達」は互いに矛盾していることすらあるそうです。老子について研究する多くの学者達の中でも、一部の研究者が、一風変ったことを言うようです。「老子とは、集団である」と。孔子、孟子や中国の古代の歴史に残る哲人とは異なり、老子は、その生涯に関する伝承があまりに少なすぎ、研究が進んでいないことは事実です。そして、その生涯に関する説話が無いこと(人間ブッダや人間イエスと比較してみてください!)、老子の残した言葉がさまざまあれど互いに矛盾し、そのこと自体に意味があるのかどうかすら不明なこと、等を考え合わせた上で、奇妙な学説が成立してきます。すなわち、「老子」とは、一地方に栄えた哲学集団の代名詞であると。。。。
私はこの説に出会ってから、やっと腑に落ちました。老子の宇宙論では、およそ現代地球科学でようやく理解しはじめた創生宇宙を述べていたかと思えば、その正当な後継者である黄巾族は暴力によって圧政を打倒しようとする流れ(道教)を生むほどに解釈がさまざまです。
そもそも複数の人間からなる哲学集団の言うことを、伝説にしてしまうことがどんなに不毛であるかは自明なことと思われます。
ひとりの哲人が光り輝く教えを述べた、そして、当時最先端のさまざまな哲人集団の中で異彩をはなっている姿が目に浮かぶようですが、しかし、一方において教えが長い時間を経て埋もれているのかもしれないと思えば、ちょっとした悲しみにもめぐり合えます。
老子=アダムスキ、、という主張や、老子not=アダムスキという主張は、私が提示した仮説の枠内にはいっていません。そして、私の仮説が正しいという証拠はまったくありません。それでも私は訴えたく思います。
現代において、私達が個々に私達の人生を生きているのですから、そこから何かを学び成長することがもっとも大事なことであるということを主張したいと思います。
古代の哲人の教えは傾聴にあたりますが、しかし、私達は自分の人生において学んだ事実だけが【真の意味での】成長の糧だからです。
もう過去のことは忘れましょう。
私達は同胞に何を奉仕しているのでしょうか?これこそが現代のテーマですし、そして、はるかなる古代からの問いかけでもあるのです。
今を生きること。これが問いです。
私達はこの問いかけに答えるでしょう。



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