投稿者 アトム 日時 2000 年 6 月 11 日 22:40:05:
青く美しい惑星地球は数え切れないほどの生物が生息し、人類もまた
その家族の一員として存在してきました。そして、これまで多くの文明
が現れ消えました。数千年前の人は姿を消し、その廃墟だけが、その時
の面影を残しています。これから後も現代の人は姿を消し、別の人々が
いるのでしょうか。変わらないといえば、今から昔、将来も人であるこ
とには変わりありません。男と女、子供へと…。何が変わっていくか、
それは人々の良心、社会制度の調和が次第に確固たるものになるだろう
ということです。宇宙の意識はいつも発展を促して、そうしたことに力
を貸すということを私たちは知りました。ですから今私たちの世界では
普通の心による生活をしていますが、意識による生活に気づき選択する
方向に行けば急速に調和してくると思います。
人には自由意志があって、学ぶことの可能性、そして創造主の気持ち
にせまり発展して行くことのできる能力があります。今考えたこと行っ
たことが次の考え、行動につながり経験によって何を行うのかを知り、
そして次の世代に伝えられて次第に知識を持ってきますが、それでも更
に多くの未知のことが広がり、学んで行くということだと思います。そ
うして次第に創造主の意志の働きに気づき意識するということなので
しょう。
過去から地球では習慣の奴隷のようになって、真実から目を背けよう
とした力が働いていますが、それは宇宙的にオトナになり切れていない
恐怖といっていいと思いました。恐怖とは信念に通じるものとして宇宙
哲学の「信念」の項目に載っています。いつしか恐怖は信念へと変わっ
て行くと思われますが、人は非常に小さな組織、また物質や時間などを
今の状態に保とうとするあまり自然にやってくる変化に対抗しようとし
ます。自らをその恐怖の中で見失ってはいけませんが、全体と離れても
いけないと思います。それなりに理解を持つ努力をして、そして宇宙的
な想念を持つことだと思うのです。
私たちは想念を観察して、それを宇宙的な状態に保つようにと考えて
きました。そして、想念が社会や友人、自分の体に及ぼす影響があるこ
とを知りました。強烈なイメージを描くことによって物事が実現するこ
とも知りました。そんなことから今の現実を直視しながらも素晴らしい
イメージでもって未来を見つめるのがいいのではないかと考えました。
宇宙の法則は完全な調和の元にありますから、それを私たちは学んでい
るのであり、少しずつ近づいていると思います。
「ある所で宇宙的な生き方について考え実践しようとした人がいまし
た。その人はスペース・ブラザーズの偉大な人々の生き方を実現させよ
うと、世間の過去からの習慣を否定して新しい生き方、真実の生き方を
追求したのでした。しかし、彼の場合そうした生き方が勘違いであるこ
とを知ったのは何年も過ぎてからでありました。彼は次第に孤立して
いったのです。あくまで信念を通していこうと思っても宇宙的などとい
うより、周りの状態を否定的に眺め、人々を低劣と見下げて対抗姿勢が
強くなっていることに気づいたのでした。そんな中から考えたのがもっ
と庶民的な生活。もっとみんなを理解して行こうという気持ち、全体の
総意を知るということでした。思えば地球人が本当にブラザーズを思
い、交流を求める全体の総意になっていればそのようになるのであり、
すべてがこの地球という惑星での総意がここでの運命を決めていること
を考えました。そして、彼は決心してもっとみんなと溶け込もうと努力
しましたら、何と状況は随分変わって来ました。少数であっても彼を支
持してくれる人が現れたのです。」こんな話から思うのですが、地球で
は過去からの習慣を変えて行くにはどんな人でも、その存在を認めて自
分からそこに入って全体の総意に変化をもたらすことが良いということ
でした。(決して押しつけではありません。)相手のことを理解しよう
という姿勢でないと、こちらを理解してもらえないと思います。そして
何でもいいです。特に身近な仕事において役立つ人になるなら多くの人
が認めてくれると思うのです。何か共に喜べた、悲しんだ今の流れに
あっても自分を客観視しながら、そして全体の中の自分ですから、高度
に発達した他の惑星の人々と一体となって行こうとするのと同時に、地
球人と共によろこぶこと、幸福を求めることを願い、そうした中で真に
宇宙的な方向へ道を見極めて行くのがとてもいいのではないかと思いま
す。
アダムスキー氏は、この地球でうまくやれない人が他の高度に発達し
た惑星で生活してもうまくやれないということを語っていました。身近
な人々と仲良くやれること、それこそがどこに転生しても求められるこ
となのです。よく自分は正しいことを思っているのに人は分かってくれ
ないといった想念を持つことがありますが、それは人に対する不信であ
り、独りよがりな習慣想念である場合が多いものです。
嫌いな人が一人もいない、すべてが必要だから存在する。過去の過失
は水に流す。いつもいつも変化しているから、今日のあなたは昨日のあ
なたとは変わっている。(自分もそうでした。)しかし、これはゆっく
りとよき方向、大きな調和に向かっていると強く思います。そして、そ
れに協力したいとも思います。
最後に、私は多くのレッスンを通じて信念をためされているのだと思
います。