投稿者 スターダスト 日時 2000 年 6 月 07 日 14:34:27:
瑠璃さん風相対性原理を
定式化できるかもしれないという
気がしていましたが
私の思い違いでした。
そのまま展開すると
共変な電磁方程式が出てこないので
かなしく思いました。
根っこで
定式化を阻むものは以下のとおりです。
エネルギー密度が、電磁場の関数になっていること。
(光速度不変は捨てるんですよね?)
相対的な意味での固有時すら、場所によって変動すること。
このため、速度の加法則すら表現矛盾がでるらしいこと。
なお、方法は以下のとおり。
まず、アインシュタインの意味での
相対性について考える。
x軸方向にのみ運動を特殊化して
考えることとして。
静止系Aからみて
慣性運動系Bをみたとする。
Aの座標を大文字のXとする
Bにおける座標を小文字のxとする。
Aの固有時をT
Bの固有時をt
とする。
ある、パラメータ関数$があったとする。
@
Aからみて、Bが、速度uで移動しているとする。
x=$*(X+uT)
A
Bからみると、Aが、x軸方向に、−uで移動しているので
X=$*(x−ut)
@とAにおいて
$が恒等的に数、1 であるならば
これは単なる、ガリレオの相対性原理をあらわすものだ。
アインシュタインの意味では
上記@、およびAに加え
マクスウェルの電磁方程式から出てくる
光の速度が、任意の慣性系で一定であることを
利用して
パラメータ関数$を求めることができる。
ただし、T=0、t=0において
AとBは原点を共有するとして求める。
xとXとの関係、tとTとの関係
$の具体的表記(ローレンツ収縮パラメータ)
がきれいにもとまる。。。。
(中略)
瑠璃の相対性では
@の$と
Aの$とが
違う値を持つ。
実際、光速が、慣性系ごとに異なるのだから。
ただし
@とAにおいて$は
瑠璃さんのいうところの
エネルギー密度に関係していると考えておく。
実際,火星における光に関する現象を
超精密な望遠鏡で地球で観測することを
イメージで描いて
地球と火星とがほぼ慣性系だと考えてという
無茶な考えからだけれども。。
ダメなんだなこれが。
力学系はでっちあげたとしても
マクスウェルの方程式が
ゆがんでしまう。
というより
成立しない。。。。
ま、ちぃとばかり
考えてみただけなんで
なにか良いアイデァがあるかもしれませんが。
今は考えてもムダなので
しばらく潜在意識にまかせることとしました。