Re: ありがとう


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投稿者 瑠璃R 日時 2000 年 7 月 09 日 21:58:53:

回答先: ありがとう 投稿者 スターダスト 日時 2000 年 7 月 09 日 16:21:11:

以下の「力」は全て現象を示します。

宇宙の中で地球が回るだけで、
地球表面にいる私達には重力がはたらきます。
方向は「万有引力+遠心力のベクトル和」の向き。
これが人間にとっての"下"。
水が回ると、水には力がはたらく。
方向は「重力+バケツ回転による遠心力のベクトル和」の向き。
これが水にとっての"下"。

回転しないときは水は地球の重力の向きに従います。
人間にとっての鉛直下向きと同じです。水面は平らです。
しかし、遠心加速度を9.8[m/sec]として回転させると、
水にとっての"下"は45度ズレます。水面も45度向きを変えます。
水の断面は辺が1:1:√2の三角形です。
三角形の頂点を(x,y)=(0,0)(1,0)(1,1)とします。
y軸を中心とした回転体が、回転中の水の形です。
人間にとっての"下"はy軸マイナス方向なので、
斜辺によってできる部分がすり鉢状の「窪み」に見えます。

水槽を45度傾けると水面が45度傾きます(水槽に対して)。
しかし、それは人間から見れば水平です。
回転させた場合も同じ事が起きています。

|> ある種の強大な作用が太陽系以外の、すべての星を
|> この、ちっぽけなバケツを中心にぐるぐるとまわしたときにどうなるか?

水を回すということは、
太陽系以外の星空、太陽系、地球、バケツなど、
「水以外の全てを回す」ということです。
この点エルンスト・マッハの話は曖昧な記述になっています。

水の視点では、単に"下"に水が溜まっているだけです。
水以外、例えば人間に視点があると、水とは"下"が45度違うので、
窪み現象は"遠心力"を使わねば表現できません。

|> まぁ、横方向の変位が
|> 重力場に影響を与えるかどうかが問題なのだけれども。

ここでおっしゃっている「重力場」は人間にとっての"下"に関するものです。
水にとっては既に重力場の向きが45度傾いているのです。
水面はその向きに従ってまっすぐなわけです。

|> はたして、遠心力みたいなものがはたらくか?
|> 水は窪むか?

この思考には注意が必要です。
「遠心力がはたらく→水が窪む」というのは間違いです。
水が窪む現象があるからこそ、遠心力を定義できたのです。
遠心力は現象の別表現であって、原因として存在するものではありません。
現在の教育法は「現象を見る」ことを教えていません。
「現象を記述する」ことが科学のスタートです。

|> スカウトシップが、その機体の中心部を軸として
|> ミソスリ運動するのは何故か?

等価原理をあてはめてみてください。
物体は単なる質量ではなく、波動、空間、その他でもあるのです。
この内、波動の相互作用によっても運動現象が起こります。

場の階層構造を考えてみてください。
コマは地球の重力場の中で歳差運動をします。
地球は太陽の重力場の中でこそ歳差運動をするのです。

宇宙空間=太陽の場の時は、
宇宙船が惑星と同じフォースフィールドを造れば
円盤は惑星と同じ場を造れば、歳差運動する可能性があります。
勿論、調整すればそうならないようにすることもできます。

太陽場の中で、コマは歳差運動しません。
惑星と同じ場を持っていないからです。
この意味でスターダスト様の記述は正確です。

以上。
わかりにくかったら、ごめんなさい。m(_ _)m


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