意識について


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投稿者 スターダスト 日時 2000 年 9 月 02 日 20:42:36:

宇宙と自然科学欄にかくのは
ちょいとはずれていますが
そんなにはずれていないかもしれません。

愛用の、開拓社「新英英大辞典」を
ひもといてみましたら、素敵でしたので
アダムスキー哲学を学ぶ上でヒントに
なるかもしれないと思い、こちらに
書きこんでみることにしました。

そも、日本語の【意識】という言葉の
イメージは、
アメリカ人の持つ
「Consciousness」
という言葉のイメージと
違うのではあるまいか?
と思い、英英辞典で調べて
英語で英語を解説してあるのを
直接読んで見ようと思い立った
わけです。
アダムスキーが
「Consciousness」
という単語を選んだ理由が
わかるかもしれません。

でわ、以下に。

−−−−−−−−−−−−−−−−

Consciousness

(1)
the state of being conscious;
knowledge (obtained through
the senses or by the mind).
(星屑注、以下,例文。辞典ではイタリック体表示)
We have no consciouness 
during sleep.
The blow caused him
to lose consciousness.

(2)
all the ideas,feelings,
thoughts,etc.
posessed by a person.

−−−−−−−−−−−−−−−−

うーん、これだけですと
なんていうこともありませんねぇ。

(1)では
ぶんなぐられて意識を失った、、
とか
寝ているときには意識がない、、
とか
例題が出ています。
普通の日本語でお医者様が
「意識を取り戻しました」
というのと変わらない。

ただし、感覚的には
寝ているときに
意識を失っているとは
日本人は思いませんねぇ。
日本人にとって
意識を失っている状態というのは
病的な状態を意味していますので。

アダムスキーは、通常の地球人は
たとえ、元気に談笑しているにしても
いわば死の眠りからめざめていない
状態に陥っていると言っています。
宇宙の本源的生命を知らない状態、、
このことをアメリカ人風に
「意識を失っている」状態として
語っているかもしれません。

(1)の語義では
感覚や、心による知覚知識を
「意識」として捉えていることも
読み取れます。
この意味で、眠っている状態は
「意識がない」のでしょう。

さて、(1)とは異なる意味として
(2)が言及されています。

all the ideas,feelings,
thoughts,etc.
posessed by a person.

アダムスキー哲学を学ぶ者にとって
なんとも親しみやすい言葉がいっぱい
ならんでいます。
ただし、、【人】なんですね、
主体は。
この限定性は、キリスト教文化圏特有の
ものかもしれません。
この意味で
たとえば犬には意識がないことになります。
奇妙なカンジが、日本人である私どもには
感じられることでしょう。
神と人とそのほかの生き物を
レベルが違うと考えるしかたでしょうか。
アダムスキーも断片的ですが
そのような表現をすることも
あるような気がします。
創られたもののなかで
人間だけが、
神を直接知ることができる
最高の表現体であるという
意味においてですが。
アダムスキーは
一方において、全ての生命は
一体であるとも言います。
これらは別に、矛盾してはいないでしょう。

辞典によれば(2)の語義において
【人】によって発せられる
想念、アイデア、フィーリングを
意識と言っているわけですが
この語義は、日本人にはなじみが
薄いと思います。
この語義から
【人】をとっぱらってしまうと
アダムスキーの
Consciousnessに
かなりよいセンまで
肉薄してはいないでしょうか?

また、アダムスキーにとって
(1)の語義は拡張されています。

感覚器官や、感覚器官の心(センスマインド)
による「知覚」の原義が拡張されているのです。
拡張された意識は
生命そのものによる知覚状態です。
ここにソウルマインドや
宇宙の意識が深くかかわってきます。
これを知覚していなければ
寝ている状態に等しいのですね。
愛=生命=真に信じることに
覚醒すれば、
すごいことがおきる。

−−−−−−−−−
さて、続いて、
Consciousを
あたってみましょうか。
長いので、例題は
省略します。
−−−−−−−−−

Conscious

(1)
aware;
knowing。
(2)
having
the power to know that
one can think and feel
(3)
having posession
of one’s senses;
with the mental powers active
(4)
(of actions and feelings)
realized by oneself.

−−−−−−−−−−−−−−−
(1)では
警戒、又は知覚の状態が暗示されて
興味深いですね。
(2)では
POWERが非常に印象的。
(3)では
英語力のない私にはむつかしいのですが
いかがでしょう。
posessionは統治、統御、
自分のものにするという意味が
ありますので、、
メンタルパワーをアクティブにすることに
付帯するところの、
人の感覚の統御が暗示されます。
(4)もむつかしいなぁ
おのずから明らかになるという意味でして。
行動や感じによってです。
考えすぎですが、私が連想したのは
宇宙の意識が創造したフォームのなかに
自らを反映させているという事実です。
−−−−−−−−−−−−−−−−

さて、このように英語文化圏の人の
Consciousnessを
英語で理解する試みをしてみました。
みなさんは
なにか、新しい印象がわいてきましたでしょうか?
素敵な感じが、あるいは、なつかしい親しみやすい
感じがしますでしょうか?

日本語の意識よりもいろいろ
感じが膨らみますでしょう?

面白いことです。

それでは。


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