投稿者 ひこ 日時 2002 年 10 月 11 日 01:44:34:
この本には下記の間違いがあります。
【増幅倍増発電作用?】
電流と電圧を別々に測定しているのですが、出力電流を
I=E0/R0+R1
負荷の端子電圧を
E=(E0/R0+R2)R2
それで出力を
P=IE
としてます。ただし
E0:誘導起電力 R0:発電機の内部抵抗
R1:負荷抵抗1 R2:負荷抵抗2
R1≠R2
です。つまり同じ回転数の時の出力はR1=R2で測定
しなければ。また、
1<(出力)/(界磁用の励磁電力)
を超効率としている。
【プラス磁界?・モーター作用?】
電磁誘導の法則は
E=−(刄ウ/凾煤j
ですが、この本では磁束が最も大きい瞬間、つまり刄ウ=0
の時、Eが最大になっている。またEの方向もデタラメ。
この法則を無視すれば逆トルクなんて簡単に消せる。
まだ他にもありますが、個人的にはとても面白い本でした。
以上。