投稿者 「要約してください」 日時 2002 年 12 月 10 日 01:42:13:
回答先: Re: 要約の答えに対して 投稿者 松本 日時 2002 年 12 月 10 日 00:24:50:
|> |> >1「この宇宙」って?
|> |> 我々が住んでいる宇宙です
|> |> →わかります。
|> |> >2「高次元宇宙」って?
|> |> 4次元以上の空間をもつ宇宙
|> |> →4本以上の直交する軸を持つ
|> |> ヒルベルトの考えた
|> |> 空間ですね。?
|> ∇ヒルベルト空間は無限次元のベクトル空間です。
|> |> >3「次元」とは?
|> |> 平面は2次元、通常は空間は3次元
|> |> →3次元以上の定義は、
|> |> 「直交する軸を持つヒルベルトの考えた空間」
|> |> ですね。?
|> ∇この場合はN次元のベクトル空間で考えれば十分
|> であり、無限次元のヒルベルト空間は量子力学に
|> 使用されています。
|> |> >4「どうして高次元宇宙と考えるの?」
|> |> 重力が小さいことが説明できる
|> |> →重力は何と比べて小さいのか?
|> |> その方が人間が考え易いからですか?
|> ∇例えば、1つの電子を考えると、電荷による
|> クーロン力と質量による重力との力の比率では
|> 重力の方がはるかに小さくなります。
|> |> >5「1mmより近い所」って?
|> |> 4番目の次元は1mmより小さい
|> |> →この場合の4番目の次元は長さですか?
|> ∇そうです。
|> |> >6「私たちの宇宙と平行」って?
|> |> 2枚の膜宇宙が平行に存在
|> |> →2つの3次元空間が隣にある
|> |> ということですか?
|> ∇そうです。
|> |> >7「3次元の膜」って?
|> |> 3次元世界を2次元の膜で表現
|> |> →n次元を(nー1)次元にして
|> |> 考えやすくしたということですか?
|> ∇そうです。紙に書けないとイメージしにくい。
|> |> >8「次元を膜って言い換えただけ?」
|> |> 3次元空間を薄い膜に見たてた
|> |> →これは直前と同じ。
|> ∇そうです。
|> |> >9「どうしてここでm法が出てくるの?」
|> |> 微少距離での重力減衰率を求める
|> |> →どんな意味の計算式がありますか。
|> |> まだ重力波は検出されてないと
|> |> 思いますが。
|> ∇重力は距離の2乗に比例して減衰する。
|> 重力波の検出には非常に高感度の計測器が必要
|> です。例えば、ブラックホールなど非常に大き
|> な質量からの重力波であれば計測が可能ですが、
|> 非常に小さな質点の計測は非現実的です。
|> |> >10「何で1mm」ってわかるの?
|> |> 過去の重力減衰率の計測結果から
|> |> →過去に誰が計算したのですか?
|> |> どんな意味の計算式を使った
|> |> のですか?
|> ∇通常、3次元空間では重力は距離の2乗に比例
|> して減衰しますが、もし微少距離における減衰率
|> が3乗とか4乗になると、空間は4次元または5
|> 次元であるという議論が可能です。
|> |> >11「何で長さを測定することが出来るの?」
|> |> 質点の位置を精密に計測する
|> |> →本当に計測した・出来た人は
|> |> いるのですか?
|> ∇1mm程度までは質点間に働く重力を計測したという
|> 記事を見たことがあります。また、最近はさらに
|> 短い距離の計測の記事も見た記憶があります。
|> |> |>(ほんの少ししか離れていない質点間に働く重力
|> |> |> を計測。これが難しい。距離は加速器で加速した
|> |> |> 高エネルギー粒子の軌跡から計算すると思われる)
|> |> →違うかも知れないのですか?
|> |> 「思われる」って書いてあるから。
|> ∇まだ大型加速器での実験方法についての論文
|> を見ていません。そのため推定です。
|> |> >12「次元を面と言い換えただけですね?」
|> |> 3次元空間を面に見たてた
|> |> →これはさっき出てきました。
|> ∇そうですね。
|> |> また質問が出てきました。
|> |> このやりとり
|> |> 私はおもしろい・勉強になる
|> |> と思います。
|> |> 松本さんは、
|> |> いかが思われますか?
|> ∇そうですね。どこがわからないのか明確に
|> なりますね。また、この種の議論は言葉だけ
|> より図などのイメージを見ての方がわかりや
|> すいようですね。