投稿者 0が状態を表しているという1例 日時 2003 年 8 月 02 日 23:35:31:
回答先: Re: 0と1 投稿者 ばー 日時 2003 年 8 月 02 日 00:42:16:
ばーさんへ 横レスです。ゴメンナサイ。
実例を示します。
|>これは操作的な問題でもありますが、基本的に0というのは、実体的なものではなく、状態を言っている感じがします。
この文の中の
「基本的に0というのは、実体的なものではなく、状態を言っている感じがします。」
要約すると、
「0は、状態を言っている。」
の部分について。
現在、日本の小学校の1年生の算数の
0の導入の部分では、
まさに
「0は、状態をいって」
います。
つまり、
0は状態を言っています。
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1、平皿が5つ横に等間隔で並べられています。
そして、どのさらにも、りんごが1個づつ載せて
あります。
ここで質問
「リンゴは全部でありますか?」
「5個あります」
2、一番右側のりんごを1個と取り去って
「いま、リンゴは全部でありますか?」
「4個あります」
3、右から2番目のリンゴを1個取り去って
「いま、リンゴは全部でありますか?」
「3個あります」
4、右から3番目のリンゴを1個取り去って
「いま、リンゴは全部でありますか?」
「2個あります」
5、右から4番目のリンゴを取り去って
「いま、リンゴは全部でありますか?」
「1個あります」
6、右から、5番目のリンゴを取り去って
「いま、リンゴは全部でありますか?」
「0個あります」
6の時に、児童が
「リンゴはありません」という事も
あります。
でも「何個ありますか」
の答えは
「0個あります」
と答えさせます。
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この部分に書いた事は
様々な教育的な論理が
内包されています。
「りんごがない」という状態を
0と教えています。
以上
何か参考になれば幸いです。