投稿者 ITキッド 日時 2001 年 2 月 27 日 06:36:47:
回答先: 10名の発明者 投稿者 ITキッド 日時 2001 年 2 月 26 日 06:38:58:
・高峰 譲吉(1854〜1922)
特許制度に関心を持つていた彼は、濃商務省に入省し専売特許
局次長などを歴任しました。濃商務省を退職した後には研究に没頭
し、元麹を使用した醸造法の改良、ジアスターゼ製造方法の発明等
多数の特許権を得ました。また彼は、当時世界各地で研究が行われ
つつあつたアドレナリンの純粋な分離に成功し、特許権を得ました。
これは医療上不可欠な常用医薬の製造に寄与するものとして高い
評価を受けています。
・池田 菊苗(1864〜1936)
日本人の生活の改善と社会の進歩に直結する応用研究に関心を
持つていた彼は、昆布の旨味に注目し、その成分を解明して工業
的に生産する研究を行いました。研究の結果、旨味の成分がグルタミン
酸ソーダであることを付きとめ、これを主成分とした製造方法
を発明し、特許権を得ました。これが後の「味の素」でありグルタミン
酸ソーダは調味料として日本を始め、海外にも広く受け入れられる
ことになりました。