投稿者 星はなんでも知っている 日時 2002 年 2 月 20 日 05:03:25:
回答先: Re: 腐りかけのリンゴ 投稿者 松本 日時 2002 年 2 月 17 日 11:52:30:
|> ∇確かに、あまりゆっくりもしていられなく
|> なってきています。
|> 最近、ほぼ日本の人口に相当する数の人達が、
|> 中国でも比較的裕福な生活をするようになり、
|> 地球の資源に影響を与えるようになりました。
|> これが将来、中国のほぼ全人口の人達が比較的
|> 裕福な生活をするようになると、今の約10倍
|> の資源を中国で消費することになり、地球環境
|> への影響は更に深刻になると予想されている
|> わけで、なかなか頭を悩ませる問題です。
|> これからは、先進国は生活レベルを下げる必要
|> に迫られるでしょうが、今までの生活レベルを
|> 下げるには強い抵抗が存在します。
|> 発展途上国も地球への影響をなるべく少なくした
|> 発展方法を模索する必要に迫られるでしょうが、
|> 先進国の援助だけで満足しないで、自ら現状を
|> 把握し、解決策を先進国から派遣された人達と
|> いっしょになって考えることも必要と思われます。
|> 今までのように先進国だとか発展途上国だとか
|> という枠の中の考えにとらわれていても解決の
|> 道は得られないと思えます。
|> 地球全体の未来が次第に明らかになるにつれて
|> 解決にはなるべく多くの人々が知識と認識とを
|> 共有し、そしてなによりそれに基づく実行が必要
|> なことがわかってきていると思います。
|> ∇地球は過去、何度も壊滅的な打撃を受けている
|> と言われています。
|> 例えば、相互に関連をもたない多くの海洋生物が
|> 同時に絶滅する大量絶滅が、2億5000万年の
|> 間に9回、およそ2620万年の間隔をおいて
|> 起きています。
|> 6500万年前の生物大絶滅ではイリジウム異常
|> 帯が発見され、巨大隕石の衝突説などの有力な説
|> も出たこともあり、白亜紀の終わりに恐竜が絶滅
|> したことは良く知られるようになりました。
|> 周期的に起こる生物の大量絶滅にもかかわらず
|> 生命は新しく種を生み現在に至っているわけです
|> から、地球が完全に腐ったリンゴになるにはずっと
|> 先の将来、太陽の寿命が終わりに近づいたころに
|> なると思われます。
|> そうはいえ、人類や現在の他の生物の生存の可否は、
|> 今のところ、人類がもたらす地球資源の行き当たり
|> ばったりな消費に依存してしまっているので、地球
|> は急速に生命が住むに適さない環境へとなりつつ
|> あることは事実です。
|> 他の惑星で生命が住むに適した環境をもつものは、
|> 地球人類には未だ見つかっていないため、なんとか
|> 地球環境を悪化させないよう努力が払われると思わ
|> れますが、そのためには、地球環境に影響を与える
|> 要因とその影響の大きさを詳細に解明し、その要点
|> を多くの人達が理解し、知識を持つ必要もありそう
|> です。
*人間の欲求と、足るを知るこころの使い分けが今後
の地球環境を決めてしまう、そんな時代なのでしょうか。
貧しさ故に、子供が栄養失調などで死んでしまつたり
親が死んでしまい、さらに生活が困窮をきたす状況も
悲しむべきことです。
三度の食事が食べることができれば幸せ・・・・・
大きな家に住み、高級車に乗り美味しい食事を三度、三度
食べ、その多くを食べ残す。
なのに何か満たされない・・・・・
限り有る資源、限り有るエネルギー。
いま、じっくりと考え、話し合う時なのでしょうね。