投稿者 Vosne 日時 2004 年 5 月 12 日 22:08:46:
回答先: Re: 幻聴 投稿者 kan 日時 2004 年 5 月 12 日 04:25:38:
|> >>ほぼ確認済みです。
|> >>実際に私が思ってることや、やり取りしてたい(家で)
|> ことをご丁寧にも見知らぬ人が声(実際の音声で)
|> 聞かされたこともしあります。一度ではありません。
|> |> 専門家でない限り情報は限られていますが、現在手持ちの
|> |> 資料をあさっているところです。
|> >>有難うございます。
|> >>専門の先生に(良い先生です)にカウンセリングも
|> うけてますので時間がたてば聞こえてこなくなるで
|> あろうとは思ってます。
|> 前に一度、実際に良い方向へ向かってました。
|> >>宜しければ貴方のお考えも参考にさせて頂きたいです。
|> >>後、実際に聞こえる方向でも何かアドバイスないで
|> しょうか?よろしくお願いします。
∇手持ちの資料からは以下の例を見つけることができました
が、脳の機能は複雑なので、これ以外にもいろいろな原因
が知られているのではないかと思います。
”実際にあなたの思っていることを見知らぬ声で聞く”
ことがあるということは、複数の自己が頭の中で会話
しているようにも思えますが、また、実際に見知らぬ人
を見たのであるならば、幻視も考えられます。
ただ、私は専門家ではないので、この程度の内容しか
思い浮かばず、あてにはならないと思いますが。
また良い方向へ向かうといいですね。
[手持ちの資料]
(共感覚者の驚くべき日常,草思社)より
・解放性幻覚の生理は、感覚遮断を考えると理解しやすく
なると思う。脳はたえず感覚入力にさらされているが、
意味のあるものはそのうちの一部だけで、ほとんどは除外
されてしまう。有名なジョン・リリーのアイソレーション
タンクなどの感覚遮断の経験から、感覚入力をすべて除去
すると、精神病的な考えや、知覚のゆがみや、幻覚が生
じることがわかっている。
もう少し程度のおだやかな感覚の喪失(白内障、聴覚障害、
末梢性ニューロパチーと呼ばれる感覚鈍麻など)の場合は、
結果もそれほど派手ではない。しかし脳は原則として、
外界からの入力を奪われると、独自の外的現実を投射しは
じめ、「本当はそこにない」ものを進んで知覚する。
この感覚の解放は、とりわけ視覚と聴覚ではあまり珍しく
ない。たとえばあなたも、シャワーの音で耳がばかになって
いるとき、電話が鳴っている、だれかが呼んでいるといった
幻聴を体験することがよくあるのではないだろうか?
・これと似た、単調さだけが困りものだという音楽と声の
幻聴が、進行性の聴覚障害のある女性にあったという記録
もある。
・てんかん性の共感覚は側頭葉てんかんの四パーセントに
起こり、複雑な体験(たとえば「美しい建物の広い部屋」
が見え、同時に「美しい音楽」が聞こえる)から「熱」、
「味」、「麻痺」などの基本的な感覚まである。
(目で見る脳とこころ,NHK出版)より
・統合失調症での幻聴と幻視をMRIの画像を比較して紹介。
尚、近年の統合失調症患者の看護の進歩はまことにめざま
しいものがある、と記載されています。