投稿者 Junichi 日時 1998 年 7 月 26 日 07:38:40:
回答先: 教えてください。アルファー波。 投稿者 希望 日時 1998 年 7 月 25 日 21:32:03:
>もしもアルファー波や、シータ波が、テレパシックになるため
>に有効であるならば、なぜ、低い周波数でよろしいか、
>どなたかご解説くださいませ。あるいは
>アルファー波はあてにならないのでしょうか。
> 希望
なるほど、希望さんは付け目が違いますね。面白い観点からのご質問だ
と思います。
人間の脳波は、高僧などが瞑想にはいると顕著なアルファー波が出現
することが確認されているそうです。また、多くの能力開発でも、アルファ
ー波がでる状態に達することがよいとされています。
この件に関しては、私も素人なので確定したことは何もしりません。
でも、ひとつ考えられることは、アルファー波の出る状態は、催眠がかか
りやすい状態でもあるということでしょう。この状態では被暗示性が高まる
ので、暗示を与えるのによい状態ではないでしょうか。
それで、多くの能力開発では、まずこの状態で、ある暗示を与え、大脳に
望む思念を吹き込むわけです。これは大脳をコントロールするのに良い効
果があると思います。それから副次的に様々な効果が現れるのではないか
と私は考えています。
あとアルファー波は、大脳の電位変化ではなく、頭部の皮膚表面の電位
を測定しているわけです。それは結局、脳細胞の群の活動から生じる電位
変化を測定しているのですが、細胞個々の活動電位ではない、ということで
しょう。
これと似たもので、体から発する電位に、心電(図)があります。こちらは
心臓の拍動による電位変化ですが、心臓細胞が群をなして活動している電
位が胸の皮膚表面の電位変化として測定されます。
こちらも、早いからよい、というものではなく、むしろ、安定した一定の拍動
数の時が正常で、それより早くなると、体に負担がかかっている時とか、不
整脈などの病気であることが考えられます。
脳波を考えるときにも似たことが言えるのではないかと思います。
脳波は、けっして細胞個々の活動水準を測定しているのではなく、その集
合体としての細胞群の活動状態を表すひとつの指標にすぎないと思います。
そして、おっしゃるような高度な活動水準というのは、個々の細胞レベルで高
いとか低いと考えるべきものではないかと推測いたします。
一般に大脳皮質の活動水準を示す指標として、脳波の周波数分析をおこ
ない、アルファ波の出現頻度が少なくなりベータ波が優勢であるといったこと
が、意識水準が高い状態であることのように言われます。
しかし意識水準が高いことは、注意あるいは集中の状態であるので、それ
が緊張状態にまで高くなるとテレパシーなどの受信においては障壁となるは
ずです。
つまり、細胞群全体としての活動状態が高くなっても、個々の細胞がそれ
により拘束されるようでは、テレパシー能力は発揮しずらくなるというこでしょ
う。
一般人は、その意味で緊張が高いので、まずリラクシエーションの状態か
ら入ることが正解となるのだと私は考えています。
Junichi