Re: 細胞の世界 C


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投稿者 松本 日時 2000 年 12 月 14 日 23:05:06:

回答先: 細胞の世界 C 投稿者 ナチュリン 日時 2000 年 12 月 13 日 21:44:27:

|> けれど、DNAの場合はどうなんだ
|> ろうね。惑星によって遺伝子部分の
|> 率が違うんだろうか。

∇少しだけ関係のありそうな所が見つかりました
ので、ご参考まで。
「最新脳科学;学研,三上章允」より、
・ヒトの脳は300万年で3倍に大きくなった。
・脳の容積は、20万年ほど前のネアンデール人の
 段階ですでに現生人類にきわめて近くなっており、
 そこから現在までの間にはそれほど増加していない。
・ネアンデルタール人と現生人類とでは脳の構造
 そのものが基本的に異なることが知られている。
・ネアンデルタール人では脳の前頭葉がそれほど
 発達していなかったからと解釈されている。
・ヒトとチンパンジーの大脳新皮質を比べると、
 ヒトの新皮質はチンパンジーのそれの3倍ほど
 もある。これはおもに、ヒトでは前頭連合野が
 よく発達しているためである。この違いがヒトと
 類人猿を決定的に分けている。

・遺伝子レベルでは、ヒトとチンパンジーであって
 さえその差はごくわずかで、DNAの塩基配列
 で1%の違いしか認められていない。
・このことは、チンパンジーとの共通祖先からヒト
 が分岐した後に起こった脳の高速進化という現象
 が、ヒトの遺伝子の構造にはまったく刻印されて
 いないことを物語っている。
・ヒトは進化の過程で直立二足歩行を獲得し、知能
 も急速に高度となった。このきわめて大きな構造
 変革も、分子レベルの解析からはまったく見えて
 こない。このギャップを埋めることが、21世紀
 の生物学に求められるもっとも重要な研究課題の
 一つであると思われる。



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