投稿者 風 日時 2002 年 8 月 25 日 21:17:37:
回答先: Re: 核細胞 投稿者 松本 日時 2002 年 8 月 25 日 10:35:55:
|> ∇”想念”も化学作用が関係しているというのは、
|> ほぼ正しいように思えます。
|> 意識と脳と化学作用との関係はかなり密接である
|> と思われます。
|> 「心はなぜ進化するのか,A.G.ケアンズ-スミス,2000年」
|> ・ワイルダー・ペンフィールドは、脳のどの部分が
|> 何をしているか、とりわけ、意識にはどの部分が必要
|> なのかという問題に、つねに関心をいだき続けていた。
|> 脳外科医として、文字どうり数百人の患者を相手に
|> した経験から、彼は言う、
|> 大脳皮質のどの部分が切除されようとも、意識は
|> 存在する。他方、脳幹の高次の部分(間脳)の
|> 機能が、負傷、圧力、疾病または局所のてんかん
|> 性興奮によって撹乱されると、意識は不可避的に
|> 失われる。
|> それにもかかわらず、局所麻酔を施された患者を
|> 対象としたペンフィールドの実験からは、皮質は
|> 特定の経験に関係しているとの証拠が得られた。
|> すなわち、側頭葉のいくつかの部分を刺激すると、
|> しばしば活発な「フラッシュバック」が生じ、患者
|> は何らかの長く忘れていた事件をあたかも再経験
|> するかのように感じるのだ。
|> 他方またしても、正常な条件下では、意識の編成は、
|> 皮質の隣接領域ではなく、より下部から、視床の
|> 地域から生ずることが明らかだった。
|> (皮質のある一つの領域は、隣接領域とのあらゆる
|> 結合を切断されても、なお機能する。
|> それはおそらく、その領域が視床との接続を通じ
|> 双方向に情報をやりとりしているからだろう。)
|> 先に引用した1966年の総説で、ペンフィールドは
|> さらに次のように言う。
|> ・・・間脳の内部に神経繊維と灰白質のシステムが
|> あり、それが直接に両半球の機能単位と情報交換して
|> いることは明らかである。
|> 意識の存在はこのシステムの動作に依存している。
|> これによって、皮質の機構の動作は発動し停止する。
|> だが、彼はこう警告する。
|> ・・・意識が座を占めるそのような脳の区画が存在
|> すると示唆することは、デカルトを呼び戻し、彼に
|> 魂の座としての松果腺の代替物を提供することに
|> なろう。
|> さて、この最後の点には私はそれほど確信が持てない。
|> もしかするとペンフィールドは事実魂の座のような
|> ものを発見したのかもしれないと−だがそれは、
|> 大きい場所、実際には脳の大部分だったのだ。
|> もう二人のゲシュタルト生理学者の説を聴くこと
|> にしよう。
|> ∇以下は、H/Pで検索した細胞分化の参考資料です。
|> 「2002年5月号 科学技術特集 「ES細胞とは」」
|> http://lookjapan.com/JV/02MayST.htm
|> 「ニッチ(Niche)論文」
|> http://cont.trc-net.ne.jp/in-depth/niche/01.html
|> 「多能性肝幹細胞の分化と自己複製」
|> http://www.med.or.jp/jams/symposium/kiroku/117/pdf/117080.pdf
|> 「胚性幹細胞と細胞分化」
|> http://www.med.or.jp/jams/symposium/kiroku/117/pdf/117033.pdf
|> 「発生システムのダイナミクス」
|> http://evodevo.bio.tokushima-u.ac.jp/kaken-2002/KakenR_A1.pdf
|> 「L研NEWS」
|> http://www.mitils.co.jp/lken_news/PDF/news23.pdf
*間脳ですか、ありがとうございます。
朝日新聞には、核細胞とだけ有りましたので、核細胞=ES細胞
かは分かりません。
細胞達が情報を交換しあっているとすれば、また個々の意識間
においても、情報の交換が行なわれることも考えられますね。
宇宙の意識とも・・・
やはりアダムスキー氏を否定することは難しいですね。