投稿者 あつし 日時 2003 年 6 月 05 日 20:38:46:
回答先: Re: グレイについて。 投稿者 小武家 浩一 日時 2003 年 6 月 05 日 06:28:49:
小武家さまこんにちは。
あたたかなお言葉をありがとうございます。
できれば私にもう少し説明をさせてください。
私はロボットが多用されているという話をアダムスキ全
集の中で随所に見ることができますので、ロボットの存在
は疑っていないのです。問題はその形態でしょう。
マイペディアには、
「ロボットという名称が初めて使われたのはチャペックの
戯曲《R.U.R.》(1920年)においてで,〈強制労働〉を意
味するチェコ語のロボタ(robota)に由来。広義には形態
のいかんにかかわらず目的の操作を自動的に行う自動機械
装置のことを意味する。」とあります。
また世界初のコンピューターは1946年に米国で作られた
ENIACで、これは1万八千本の真空管と900kmの配線材で
30tの重量があったといいます。これには切れた真空管
を新しいものに交換するための人間が配置されていたそう
です。アダムスキ氏の活動時期はこの少し後に位置してい
ます。ですからこの頃ロボットと言っても空想的なものに
しか過ぎなかったわけです。
それでロボットには人間型もあるだろうと思うのですが、
そうでない形態のものもあるわけです。しかし、前述した
ように「生体ロボット」が使用されているものなのかどう
か、まだ半信半疑なのです。
宇宙船の操縦などに関しては、船体に備え付けの装置の
ほうが便利だしコンパクトに設置できるように思えます。
それで宇宙船に関する「ロボット」という言葉は「自動
装置」というくらいの意味ではないかと私は考えているの
です。
以下にその根拠を提示してみたいと思います。
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@新アダムスキ全集第六巻「UFOの謎−ページ 43」(円
盤が急に消滅する理由)
【光よりも速いスピードで進行するので、船体の磁場は高
度な共振点に変えられ、船体は極限にまで達する。このた
めに船体には人力の操作の予備として作られた自動のロボ
ット検波器と制御装置が取り付けてある。】
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この部分の意味としては、やはり人間型ではない【ロボ
ット】の存在が示唆されます。つまりここでは「ロボット
」=自動制御装置または操縦装置に近い意味だと思います
。
地球のジェット機にも自動操縦装置がありますが、それ
は船体に内蔵されていて、パイロットからは操縦パネルと
かスイッチ類によりそれを起動し制御できます。この装置
はパイロットがあらかじめ飛行経路を設定すると、ジェッ
ト機の離陸から設定航路を運行して自動的に目的地の空港
に着陸することができます。
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A第一巻「第2惑星からの地球訪問者−ページ163」(第3
章 想像を絶する金星の大母船)より
【またここにはロボットがあるのだが、くわしく述べるこ
とは禁じられた。私はこのロボットの小型のものを円盤内
でも見ている。その他この操縦室には数個の機械があった
けれども、私が見たかぎりでは(それらの機械装置のどれ
一つとして動く部品のあるものはなかった。私はこの部屋
に留まりそれらのグラフやチャート、色などを近づいて観
察し)さらにその働きなどについて質問が許されればよい
と思ったが、その特権は与えられなかった。】( )部分
は翻訳されていない部分。
(以下、GAF発売の「InsideTheSpaceShips」より同ヶ所を
抜粋)
【Also in this room was a robot instrument which I
was cautioned not to describe. I had noticed a
miniature version of this robot in the Scout. There
were also several pieces of machinery in this control
room, none of which, so far as I could see, had any
moving parts.
I would have liked to stop in this room for closer
observation of all these graphs, charts, colors,
machinery and instruments, and to have been permitted
to ask questions concerning their operation, but this
priviledge was not granted .】
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英文版の原著では、母船内の「コントロールルームの機
械装置類の中で可動部分があるものは一つも無かった」と
書かれていますので、ここでは人間型ロボットが手や指を
動かして操作をしているのではないことが分かります。つ
まり操縦室にある機械類はそういう動く部分をもつ装置で
はないのです。(この部分が日本語訳に無いのはなぜなの
でしょう。)
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B新アダムスキ全集「第2惑星からの地球訪問者/第2章
デザートセンターに円盤着陸」より
【私は、これまでに地球上で発見された円盤──どうやら
墜落したと思われる円盤(複数)──内に死体があったと
いう報道(複数)を思い出した。それで、相手側のだれか
が地球ヘ来たときに死んだことがあるかと聞いてみた。相
手は肯定してうなずいてから、彼らの宇宙船内でときどき
故障が起こったのだということを私に理解させた。
これは私にもわかった。というのは私たちのグループが
最初に見た例の大宇宙船も、私が撮影した小型の円盤も機
械的な宇宙船であることを知っていたからである。機械的
な装置なら何でも故障というものは起こるのだ。】
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これは彼らの宇宙船でも事故で墜落死があったことの最
初の言及です。しかもその墜落原因が機械の故障だという
のです。
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C新アダムスキ全集第四巻「UFO問答集」(ページ22)
「問7UFO墜落事件」より
【問7…一九五〇年代の初期に聞いたようなUFO墜落事
件を、なぜこの頃聞かないのですか。
答……初期の墜落事件は、地球のエアーコンディショニン
グ装置に似たプロセスによって、地球の大気圏内の放射性
物質が、UFOの中に取り入れられたために発生したので
す。乗員は病気になり、船体のコントロールを失って、そ
の結果、致命的な墜落となったわけです。多数のこうした
災禍が発生したのち、他のUFOの乗員たちは諸条件の調
査や、このような災難を避ける方法を探求し始めました。
現在彼らはこれに成功しています。
彼らはある小型の装置を完成させています。宇宙船が地
球の大気圏内を飛行しているときに、各乗員は各自でこれ
を身につけるのです。宇宙船内の空気を清浄化するために
もっと大型の同様な装置が使用されています。以下略。】
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ここでは、UFOの搭乗員が放射能により病気になり、その
結果操縦が出来なくなって墜落死したことが述べられてい
ます。これはロボットが操縦しているのであれば避けられ
た事故ではないかと思うのです。しかしこの記述からはロ
ボットの存在はわかりません。むしろ人間が操縦していた
ために起きた墜落事故であることが明白です。
地球の自動操縦装置をもつジェット機でさえも、パイロ
ットのミスで墜落することがあります。その場合パイロッ
トが操縦していたからだという結論があります。自動操縦
装置にまかせておけば事故にならなかったらしいのです。
上記のケースも似たような状態であったのでしょうか。
いずれにしてもここではパイロットの存在は人間であり、
ロボットが操縦を担当していたのではないように思われる
のです。
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D新アダムスキ全集第九巻「UFOの真相」(フランク・
スカリーの説は真実だった)より
【ニューメキシコ州とアリゾナ州で発見された大気圏外の
宇宙船の話に戻りますと、その宇宙船はオハイオ州デイト
ンのライトパターソン空軍基地へ運ばれました。この基地
は秘密試験を行なうための空軍技術情報センターの本部に
なっています。アダムスキー氏は秘書とともにある極秘の
会議に招待されて出席しましたがその会議で、墜落した小
人宇宙人三〇名分の遣体がニューヨークのロックフェラー
研究所ヘ送られて調査された事実が洩らされました。それ
らは完全な人間であることが判明し、あとで葬られ、最後
の葬式は一人の僧によってとり行なわれました。結局、法
王ヨハネ二三世が、どこから来た人間の死体であろうと葬
儀を行なってよいという許可を僧たちに与えました。
したがって私たちは、一九五〇年以前にほかの惑星から
来た少なくとも三機の宇宙船をアメリカが所有したことや
、一方、イギリス、フランス、ロシア、ノルウェーなども
地球ヘやって来た円盤を持っていることも知っています。
円盤が墜落した原因は地球の核実験による磁場の変化のた
めか、または強烈な放射線が円盤のキャビンに入ったかの
いずれかによるものと思われます。】
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この情報はフランクスカリーの「UFOの内幕」(たま出
版)に述べられている円盤の墜落事件に合致します。また
その墜落原因も大気中の放射能が船内に入りそれでやられ
たという点が一致します。ここから得られる結論は、宇宙
船の搭乗員は人間であり普通の生き物であるので、病気に
なるし死ぬこともあるということです。
ここまでの記述では「人間型ロボットを操縦に使用して
いなかった」という仮説を立てるとうまく説明できます。
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E新アダムスキ全集第九巻「UFOの真相−ページ214」(
宇宙人はロボットを多用)より
【ピーターセン・そう、ロボットだ。かつてアダムスキー
が言っていたんだが、実はほとんどの円盤には、三人の普
通の人間と、二体のロボットが乗り組んでいるらしい。そ
して船内で実質的な労働をするのはロボット達で、宇宙人
達は、いわば頭脳労働のみを行なっているということだっ
た。それは大きな母船内でも全く同じだったとアダムスキ
ーは語っていたね。そして、これは私の見解なんだが、ア
リゾナやニューメキシコ、さらにメキシコなどで発生した
円盤の墜落事件は、実は事故ではなく、計画されたものだ
った可能性が極めて高い。】
----------------------
この記述には上記の話と矛盾することがあり、どちらが
本当なのか議論の的になると思います。
両者を矛盾無く説明するには二つのケースがあることを
認めなければならないでしょう。つまり人間型ロボットを
使うケースと宇宙人が直接操縦するケースです。
まとめると、私はピーターセン氏が後に述べている生体
ロボットのようなものは、アダムスキ氏が直接述べたこと
ではない為、副次的情報として考えるべきではないかと思
うのですが、皆様はどのようにお感じになりますか。
私はロボットショーで「ぱらぱら踊り」をアップテンポ
で踊っていたロボットたちを思い出しながら複雑な思いを
抱くのでした。
読書爺あつし
|> 読書爺あつしさま、こんにちは。
|> お返事ありがとうございました。
|> |> 私は小武家さまは心の広いお方だと思っています。
|> |> それでもしかしたら私のレスはちょっと頭にくる部分があったか
|> |> もしれません。もしそうでしたらお許しください。私はやはり
|> |> GAP活動の一環という意味でここに記する情報には正確を期した
|> |> いと思うからです。この点は小武家様も同じと思います。
|> いいえ、何も腹立たしいなどとは思っておりませんよ。
|> 色々な意見や情報を入力しておくことは、
|> 私にとっても、これを読まれる皆様にとっても、決してマイナスではないと思うのです。
|> |> 生物型のロボットですが、そういうものができる可能性を否定
|> |> しません。しかし私はそういうものがロボットとして宇宙船内で
|> |> 使えるのかというと機械式ロボットのほうが勝っていると考えま
|> |> す。
|> |> アダムスキ氏は生体ロボットの存在を述べていませんよね。
|> そうですね、述べられておりません。
|> |> 例えば猫や犬でも訓練すれば座敷で飼うことができ、トイレで
|> |> 用をたすようになります。しかし、生物は風呂に入らなければ臭
|> |> くなりますし、はだしで歩くと床に目に見えないがたんぱく質や
|> |> 脂質の足跡を残します。また呼吸をしますので酸素や排出された
|> |> ガス(二酸化炭素など)の処理もしなければなりません。食事を
|> |> 取らねばならないしトイレにも行くし汗もかくでしょう。そうな
|> |> ると裸ではなく服を着せなければならなくなります。つまりちょ
|> |> っとした擦過傷から血や体液が流れ出たりしてそこいらを汚すこ
|> |> とになります。また疲れたら休ませなければならないし、寝る場
|> |> 所の確保とか服の洗濯や嗜好品、娯楽設備などへたをすると一人
|> |> 前の人間が増えたのと変わりないことにもなりかねません。
|> |> こうしたことはペット好きな人にとってはそれほど苦にならな
|> |> いかもしれませんが、人間だけでも大変な設備が必要だと思われ
|> |> る宇宙船内ではけっこう面倒なことだと思うのです。
|> この労働使役生物は、他の惑星では、私達が考える以上に、
|> 人間と親密に、良きパートナーとして暮らしているのではないでしょうか。
|> 心は人間ほどではないといっても、全く心を持たないということではなく、
|> ある程度の心はあるでしょうし、知能は相当のものでしょう。
|> とこれらも、あくまでも想像の域のお話しですが...
|> |> 宇宙人の解剖フィルムに関しては、それを生体ロボットに特定
|> |> しなくても良いのではないかと考えます。別の説明がいくらでも
|> |> 可能です。
|> 宇宙人の解剖フィルムについては、私は肯定しておりません。
|> あのフィルムが、どういう意図で作られたのか。
|> あのフィルムが、どういう意図で公表されたのか。
|> 私にとっては、どう考えても、グレイ型宇宙人=宇宙人という、プロパガンダとしか思えないのです。
|> |> 最後の以下の文章を書き添えたいと思います。
|> |> ●金星・土星探訪記−ページ 170
|> |> 問…円盤は人間以外の”知的生物”によって操縦されているとい
|> |> うエメ・ミシェルの結論をどのように解釈すべきでしょうか(訳
|> |> 注=ミシェルはフランスの著名なUFO研究家)。
|> |> 答…バカバカしい結論です。そんな説は数年前に円盤はマルハナ
|> |> バチによって操縦されているととなえたのと同じほどの病的な説
|> |> です。(答えはアダムスキ氏)
|> 読書爺あつし様は、アダムスキー全集を本当によくお読みですね。
|> これは、まいったなという感じです。
|> 私は不勉強で、このエメ・ミシェルなる方が「円盤は人間以外の”知的生物”によって操縦されている」といわれた経緯や真意がわかりませんが、
|> アダムスキー氏が、ここまで攻撃的な言葉を使い、否定するということは、
|> エメ・ミシェルなる方は、ひょっとして、
|> 宇宙人=人間(型宇宙人)ではなく、宇宙人=非人間(型宇宙人)を主張されていたのではないでしょうか。
|> アダムスキー氏は、このことを否定したかったのではと感じるのですが...
|> しかし、この問答の真意が、アダムスキー氏の使役生物の否定ということであっても、
|> 宇宙人=人間(型宇宙人)を強く訴えているわけですから、
|> 私は、この問答を否定する気持ちは全くありません。