投稿者 ニアコン 日時 2003 年 9 月 20 日 00:48:33:
回答先: 太陽について 投稿者 隆 日時 2003 年 9 月 18 日 21:54:44:
|> 宇宙人は太陽は冷たいことを地球人に教えたそうですが、これはどういうことですか? 教えてください。
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隆さん、こんにちは。
じつは太陽に関しては、近隣の宇宙人たちにも、まだよくわかっていないとア氏の著書には書かれています。
ところで、太陽は、冬に使う「赤外線ヒーター」と違って、”熱”である遠赤外線を放射しているのではないことが知られています。
”熱”は、遠赤外線領域の波長の振動として理解されていますが、赤外線ヒーターは「熱」そのものを放射しているので、ヒーターに近づくほど熱く感じます。
しかし太陽は、赤外線領域の放射だけでなく、もっと高い電磁波(可視光とか紫外線、エックス線、ガンマー線)や低い周波数の電磁波、あるいは素粒子を放射しています。
それらの電磁波動や素粒子が地球にやってくると、地表の分子に衝突して熱振動に変換されます。
この証拠としては、昼間、太陽に接近するために上空に上がれば上がるほど、寒くなってゆきます。太陽に近づくわけですから熱く感じるはずですが、そうではないようです。アルプスやエベレストなどの高い山の上は寒く、万年雪が積もっています。
また、昼は暖かく、夜は寒くなります。これは、地上の熱が太陽からの輻射に関係があることを示唆しています。
この二つのことを説明するには、地上の温度は太陽から直接にやってくるわけではなく、むしろ地表面が、太陽からの放射線により活性化され(遠赤外線領域の電磁振動が生じ)て熱が生じていること。さらに大気の伝導や対流と保温効果により、生じた熱が大気に保持されて、地表では暖かく上空に行くほど寒くなっている、と考えると納得がゆくわけです。
こうした意味で、太陽は「いままで考えられていたほど熱くはない」とア氏の著書には書かれているのだと思います。
しかし太陽は、実際に人間が宇宙船で行き、着陸して降りられるような場所ではないと思います。
地球からのスペクトル観測では、太陽表面は約六千四百度K、その上空のコロナは最大で約100万度Kの温度があると考えられています。
しかし、宇宙空間での温度はまた違う要素を持っています。たとえば地上400kmを超えると、そのプラズマ温度は千度Kに達するので、この意味での温度はわれわれが地上で感じる温度とは異なるものかもしれません。
ニアコン