Cosmic Consciousness

意識の声 No.24 より

1992年 7月号

 

 今度の号に掲載される出色の記事としてもう一つ『UFO・異星人・地球人』と題するアダムスキーの講演録があります。これは一九五八年にミズーリ州カンザス市で行った講演全文ですが、これまた大変興味深い有益な内容です。たんなる通り一遍の理論ではなくて、現代にも立派に通用する多くの示唆に満ちています。特に人間の恐怖心に触れて次のように言っています。

 

 「ジャングルの中に置き去りにされた赤ん坊は猛獣に決して食われない。それは赤ん坊が恐怖心を持たないからだ。しかし大人の人間は猛獣に襲われて食われたりする。これは人間の恐怖の波動を猛獣が感知して、先制攻撃しないと自分がやられるという自己防衛本能を猛獣が発揮するからだ」という意味のことを語っています。結局、恐怖する人間は恐怖すべきものを引き寄せるのです。いつぞや群馬県の山中に日航機のジャンボが墜落してほとんどの乗客が死亡しましたが、その中に、飛行機に乗ることを極端に恐れて絶対に乗らないことにしていた人が、上司に誘われていやいやながら乗り込んだばかりに命を落としています。恐怖心がその飛行機に本人を引き寄せたと言えるでしょう。

 

 ところが、アダムスキーによると、別な惑星の人たちはジャングルに入り込んで猛獣の近くへ行っても、全く危険な目に遭わないどころか、仲良く共存しているということです。これでもって精神面からみると地球人とは格段の相違があることが分かります。しかし地球人もいつかはそのレベルに到達するということですから悲観は禁物です。

 

 たしかに今は地球人も宇宙の生命パワーまたは英知というようなものに気づき始めています。このパワーを中国人は『気』と呼び、これが体内に充満するかのようなイメージを描いたり瞑想したりする方法が次第に一般化する傾向にあります。また日本人でも特殊な瞑想法によって心身ともに素晴らしい変革を成就した人達がいます。最近も『自由時間』という雑誌の七月二日号に『肥田式強健術』を編み出して、ある種の呼吸法と鍛錬法により病弱な体質から凄い健康体になったばかりか、空中浮揚、遠隔透視などの超能力を開発した肥田春充氏の伝記が詳細な写真入りで掲載されています。

 

 ところが、アダムスキーの『生命の科学』に、「マインド(心)とコズミック・コンシャスネス(宇宙の意識=創造主)との一体化を図るのに特殊な行法は必要ない」という意味の説明があったために、GAPではとかく行法や観法みたいなものを敬遠する傾向がありました。しかしアダムスキーが意味したのは、彼の存命中にカリフォルニア州で乱立した多数の怪しげな新興宗教の奇怪な行法などを意味したものらしく、瞑想などの実践を有害だとは言っていないことに気づいた私は、かねてから『大宇宙瞑想』と名づけた観法を東京月例会で実習指導していたのですけれども、これまた宗教的だと批判を浴びるようになったために、しばらく中止していました。しかし無理解な人間たちの無責任は批判や悪口などを恐れていては何事も達成できませんから、昨年より再び月例会でこの瞑想法の実践指導を行うようにしたのです。

 

 この瞑想法は簡単な方法なのですが、素晴らしい実践法だと一部の人達から絶賛を浴びています。体の具合が良くなったとかテレパシックな感知力が高まったとか、いろいろな体験例があることから、今後もこれを続行して行きたいと意を強くしているところです。ただしこれは中国の気功の真似ではありません。あくまでも『生命の科学』を土台にして私が全く独自に編み出したものです。また、せっかく月例会で多数の人が集合するのですから、この機会を利用して世界の人々の幸せを願う祈りを全員で行うことも企画し、すでに実践しています。六〇名ないし七〇名の人が一斉に強烈な祝福の想念波動を放射すれば、かなりな効果を及ぼすと聞いています。ただし「祈り」と言えば、これまた宗教的だといって誹謗の的になりますから、これを言い換えて「集団想念放射」と称しています。要領の分からぬ方は東京月例会セミナーへ一度でも出席されれば容易に理解できます。

 

 私はこのごろ痛感するのですが、アダムスキー哲学は比類なき高次元の理論を展開したものですけれども、ただ読んでアタマで理解しただけでは何物ももたらさないということです。これを体で実践しなければダメだということを腹の底から感じるようになって、私自身がこの瞑想法を実践しているのです。その場合、反復思念とイメージ法と併用して行うのですが、私自身の体にもある種の奇跡的な結果が出始めています。大宇宙瞑想といっても、要するにマインドと宇宙の意識との一体化を図り、さらに願望成就の反復思念とイメージ法の実行を容易にする「きっかけ」にするのであって、アダムスキー哲学実践の強化につながるのですから、わるかろうはずはありません。


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