Cosmic Consciousness

意識の声 No.77 より

1996年12月号

 

★宇宙哲学で奇跡を起こした夫妻

 

 日本GAPの熱心な会員で岐阜県にお住まいの大谷和江さんが、昨年相談の書簡をよこされました。それによりますと、大谷さんのお友達で行きつけの美容院の経営者である女性はご主人と夫婦仲が悪く、毎日のようにご主人が殴る蹴るの暴力をふるうので、もはや忍耐力の限度を越えて、こうなれば離婚以外に生きる道はないと言って苦悩しているけれども、なんとか救う方法はないものかという内容でした。そこで私は返書を出して、次のように簡単に伝えたのです。「なんといっても美容院の奥さんが、無条件でご主人を拝むこと。これ以外に方法はない。これを続ければ地獄の家庭が天国に変化することを請け合う」と。そして多忙なものですから、そのことは忘れていたのですが、今年一〇月初旬に大谷さんから書簡が来て、なんと素晴らしい近況を伝えてくれたのです。

 

 それによりますと、あれから大谷さんは私のレッスンを美容院の奥さんに伝えて、ご主人を拝むようにと伝えたのです。そこで奥さんはそれを必死になって実践し続けたところ、月日の経過とともに驚くべき変化がご主人に発生して、人が変わったように優しくなり、奥さんを愛するようになって、家事も手伝うし、その他、なにかと奥さんに対する思いやりが深まって、文字通りの天国が家庭内に実現したというのです!

 

 まさに宇宙哲学による救いの最高の実証となって、私もわが事のように喜んでいます。私が伝えた「ご主人を拝みなさい」というのは、実際に両手を合わせて拝むというのではなくて、心の中で拝みなさいという意味でした。それを奥さんは実行したのですから、この奥さんも偉い女性です。もう離婚などは考えられないので店内を改装すると言って奥さんは希望に満ちた明るい笑顔を見せていたということでした。「大谷さんは神様のような人だ」と奥さんが言うので、「いや違う。神様は久保田先生ですよ」と彼女は答えたということです。「ああ、神の国が到来した!」と私も歓喜に打ち震えた次第でした。少なくとも一家離散の悲惨な運命におちいる寸前を救ったのですから、これは私にも最高の嬉しい成果に決まっています。

 

 

 

★人生を幸せに変える方法

 

 一昨年、早稲田大学総長に選任された奥島隆康先生が新聞のインタビューに応えて曰く、「私はどこへ行っても、楽しい事だけが自分を待ち受けていると思うたちなのだ」と述べておられたのは一大ショックでした。楽しい想念波動は共振作用によって楽しい物事だけを引き寄せますから、このような方には本当に楽しい物事だけが展開するでしょう。この短いコメントはへたな宗教の百万言の説教よりも価値があると思いましたね。

 

 この話は私が東京月例セミナーでときどき引用するのですが、私自身はこれを単なる観念論的に紹介するのではなく、実際にこれを自分で実践しているのです。私の場合は少し演繹的に解釈して、「私は、どこにいても、何をしていても、常時、楽しさだけに包まれている」と念じます。すると何もかもが楽しく見えてきて嬉しくなってきます。そして実際に楽しい物事が展開するのです。
楽しくもないのに「楽しい」と思うのは異常な空想ではないかという人があるかもしれませんが、人間には空想の自由が与えられていますから、他人に迷惑にならぬ限り何を空想しようとかまいません。だいいち、良き環境が展開したイメージを描いて、その実現を願うのは人間に与えられた特権ですし、またこのイメージ法は近来、精神世界探求の分野で、ずいぶん認められつつある法則です。大いに応用しようではありませんか。

 

 

 

★黄金の法則

 

 いくら楽しいと思い込もうとしても、現実にイヤーな奴がいるではないか。くたばれこの野郎! と怒鳴ってやりたくなるような人間も、ほら、そこに目をむいて立っているではないか、と言う人があるかもしれません。あんな奴らがいるのに、何で楽しい気分になれるんだ? と言われれば、もっともなことです。しかし宇宙哲学的に考えてみれば、それは人間の表面だけを見た結果です。

 

 そもそも人間は大宇宙の産物であって、永遠に存在する不滅の実体、すなわち「宇宙の魂」を内蔵しています。これは電化製品の中を流れる電気のようなものです。この魂は無限の転生を通じて存続しますが、一方、肉体というにはmind(マインド=こころ)という付属物がくっついています。これがサビ、ヨゴレ、アカなどを生じさせて、不滅の実体すなわち黄金としてと輝く「魂」を曇らせます。しかし内部の黄金自体には何らのキズもつきません。表面のヨゴレを磨けば黄金は再度現われて輝きます。その価値が低下することはありません。

 

 人間もこれと同じで、他人のマインドがいくらヨゴレていても、内部には大宇宙の魂である実体が燦然と輝いているのに、それに誰も気づかないだけです。だから私達は、イヤーな人でも、その内部に輝く黄金すなわち大宇宙の魂を見るようにすればよいのであって、それだけのことです。しかしこれは実にむつかしい。決して容易なことではありません。しかしこれが容易に実践できる方法があるのです。

 

 それは相手の肉体の脈動つまり呼吸を、内部に光り輝いている黄金の脈動にたとえるのです。どんな人間でも呼吸することなしには生きられません。これは明らかに生命のシルシです。そしてこれこそ黄金そのものの存在を現わしているのです。ですから、他人の肩やお腹の動きで呼吸が行なわれていることを見るようにして、それが黄金の脈動または輝きとみなせばよいのです。そうすれば万人を尊敬できるようになります。そうなると本人には天国の状態が実現するでしょう。これが真実であることを絶対に請け負います。実践して素晴らしい成果があった方にはぜひご一報下さい。

 

 

 

★宇宙船「地球号」の将来

 

 ユーコン誌一二六号に掲載するアダムスキーの講演の中で、私達の太陽系の全一二惑星人ロの総計は一四四〇億人だと述べています。これは一九六〇年代の初期の頃ですから、現在はもっと増えているのかもしれません。それにしても大変な人口です。これを一二の惑星で割りますと、平均して一個の惑星が約一二〇億となります。これからみれば地球はまだ五四億ですから、さほど人ロ過多とは言えないのかもしれません。しかし地球の現状は人口爆発、環境破壊、食料不足その他で重大な危機が迫りつつあるように見受けられます。これにたいして各国政府が適切な処置を講じるような機運が生じるかということですが、これはOKです。つまり異星人側からの援助と指導によって何らかの具体策がとられるでしょう。これまでのように太陽系の実態を容易に認めようとしない学会、産業界等の抵抗も、結局いずれは軟化するでしょう。問題は一般地球人の恐怖、不安等のマイナス想念です。これが実は最大の敵であると言えます。この恐怖の想念波動によって恐怖すべき現象を引き寄せることになるからです。これは個人でも同様です。それにしても我々の太陽系だけで一四四〇億人もいるのですから、宇宙全体の人間の数は大変なものになるだろうとアダムスキーは述べています。言い変えれば宇宙は人間で充満しているのでしょう。

 

 ところがいまだに天文学会は宇宙空間に惑星を数個見つけたので生命存在の可能性があるかもしれないと言って喜んでいるのですから、地球人はまだ眠りこけた状態にあると言えます。もちろんこれは悲観の題材ではありません。地球というものの実態一つとっても未知の分野が山のようにあるのです。たとえばアダムスキーによりますと、地球の文明は興亡をくり返してきましたが、過去の文明は少なくとも一万件以上存在したと言っています。驚くなかれ現代の文明を凌駕するような物凄い大文明が一万回以上も興亡したというのですから、かりに一文明が平均一〇万年続いたとして、これが一万回続いたとすれば一〇億年も文明が存続したことになります。しかし地球の年齢は数十億年ですから、到底一万どころではない文明が存在したかもしれません。だけど「第二惑星からの地球訪問者」で異星人が言っているように、地球の文明は栄えては滅びの繰り返しだったというのですから、人間は何のために惑星上で生きているのかと言いたくなりますね。

 

 それはともかくとして地球の学会の惑星科学や文明史研究がなんと幼稚なことか、と嘆息する必要はないようです。というのはアダムスキー的な知識レベルに達して宇宙的な生き方をした人は、文句なしに高度に発達した惑星に転生するからです。そもそも転生というのは学年の進級のようなもので、ある人生をあるレベルの知識と悟りの境地で達成した人は、自動的に別な高度な惑星へ転生するようになっているというのです。逆に絶望して自殺した人、または他殺された人は他の惑星には転生できず、もとの惑星にとどまって未完成の人生をもう一度やり直しながらレッスンを学ぶということです。

 

 以上の事柄を考えただけでも私達の意識ははるかな大宇宙に拡張して、この狭すぎる地球という井戸の中のカエルの状態から脱却し、宇宙空間へ想念波動が限りなく飛翔するのを実感します。雄大な精神と大宇宙との一体化を実感しながら生きたいものですね。


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