Cosmic Consciousness

スペース・プログラムの意味するもの

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● スペース・プログラムの意味するもの

 

 来年もNASAの火星探査計画は放送を通じて世界の人たちに提供されることでしょう。さらにその二年後に予定される火星から石を拾ってくる計画があります。またその数年後には、火星へ人間を送り込む計画があることが知られています。

 

 一般にいう「スペース・プログラム」は文字どおりに解釈すると宇宙開発計画となります。これはアダムスキ氏のいう「スペース・プログラム」と同じものなのでしょうか。
以下は推論です。

 

 アダムスキ氏の著書を読むと、彼は宇宙の学校(進化段階の違った惑星群のこと)に生きる魂の遍歴や法則、そこに生きるための哲学を語っています。そして遠い将来(一万年以上とも数百年後という説もある)に控えた人類の地球脱出と別の太陽系への人類移住計画が、宇宙開発の最終目的であると思われます。

 

 アダムスキ氏がスペースピープルに聞いたところ、この太陽系は古びていて早晩崩壊するだろうということでした。つまり、新たな太陽系が比較的近いところに出現しているので、バランスの法則によって最も古い太陽系が崩壊するのだといいます。それで近隣の惑星群に住む人達は、新たに誕生した太陽系に移住をする予定ですが、総計1400億人という数の彼等は移住のために忙しいので、地球人達は自分で移住用の宇宙船を製作するように言われているといいます。もし彼等が移住した後、余裕があれば地球人を運んでくれるとのことですが、それはあまり期待できないかもしれません。このことに関して唯一与えられた時間に関する数値は、地球自転速度の遅れが7分に達したときにそれがわかる、というものです。

 

 ここでひとつだけはっきりしていることは、それまでの期間に大多数の人達は地上での死を体験します。その時に、地上で転生せず別の進んだ惑星に生まれ変わり、そこで幸福な生の連続を享受する人も多くいるでしょう。あるいは地上で転生を繰り返し続けるか、もしかしたら第ニの死と言われる魂の消滅に至る者もいるかもしれません。

 

 じつは、最終的に宇宙船により移住するグループに加わらない人たちにとっては、転生により別の進んだ惑星へ移住する方法が用意されているのです。そして、この知識を得てその方法を会得することこそが、宇宙のなかで永遠に生きるために真に有用なものだと思われるのです。

 

 おそらく地上の年寄りたちは、若い頃に戻りたいというようなことを考えるでしょう。若ければ素敵な異性にめぐり合いロマンスに花を咲かせることができるはずです。また、思い切って自分のしたい仕事や芸術に人生をかけることも出来ると思うでしょう。しかし自分たちには老化してしわの寄り体力も落ちた肉体があるだけです。地上に生きることのできる、残された時間も少ないと嘆くかもしれません。でもそうしたことは転生を考慮に入れると全く可能なことなのです。

 

 アダムスキ氏によると、ある惑星で十分な知識や体験を積んだ人は、さらに上級の惑星社会へと転生してゆくのだそうです。それは宇宙の法則であり、ある意味で地球の学校での進級に似ているといいます。

 

 宇宙には我々の想像も出来ないほど進化した惑星群もあるし、またその逆の方にも多くの段階の惑星群があるということです。そして地上に生きている人達はその進歩の段階の地球的レベルにいるのです。

 

 この魂の遍歴に関する展望は壮大であり、個人の魂にとっては宇宙開発にも匹敵する事柄でしょう。つまり地上の人間たちにとって、宇宙の(父の家の)中で生きるための知識や精神、意識的能力の開発が求められているのです。

 

 こうして、アダムスキ氏により地上の人達が宇宙の中で生きるための法則が伝えられました。その知識は彼の著書(新アダムスキ全集第一巻「第二惑星からの地球訪問者」、第二巻「超能力開発法」、第三巻「生命の科学」参照)等に書き記されています。

 

 あとは各人がその知識を自分のものとして、大いなる宇宙へ意識的に進出してゆき、将来の自分の転生先や人生を開拓することでしょう。これは魂のレベルから見ての宇宙開発計画と言えるはずです。

 

 

 

● 他の太陽系への移住計画

 

 最近になって、宇宙の他の太陽系には惑星が存在することが知られるようになってきました。天文学者たちが近隣の太陽系の調査を始めた結果、その惑星数は百を超えています。

 

 アダムスキ氏が宇宙人に聞いたところによると、全ての太陽系は基本的に12個の惑星を持っていて、しかもその大部分に人類が住んでいるということです。我々が住む地球。それが属するこの太陽系の所属する銀河系には、およそ100億個の太陽のような星があると想像されています。さらに、そこにある惑星の数は100億の12倍という大変な数にのぼります。おまけに宇宙には無数の銀河系があるのです。

 

 この太陽系では最低の進化の段階にある地球ですが、宇宙には地球と同じかそれに達しない惑星社会も多くあるとのことなので、私たちが転生する場所はいくらでもあると思われます。

 

 たとえば将来、地球が末期を迎え肥大した太陽に飲み込まれるようなことがあっても、精神的に発達していれば宇宙開発などしなくても良いと思う人もいるかもしれません。しかし、実際に太陽系の末期に達した世界の人たちの混乱は想像に絶するものがあるでしょう。一般人は「心頭を滅却すれば火もまた涼し」と、火中に投ぜられて平気で焼死した昔の高僧のようなわけには行かないのです。結局、宇宙開発は必要であり、最終段階では地上に住む全員が安全な場所へ移住できることが望まれます。想像では、その頃の社会は移住のためのシステム中にあり、全ての人達の努力は星間移住のために注がれることになるのではないでしょうか。

 

 それでは太陽系間移住に関してどれくらいの労力が必要かを考えてみましょう。まず地上の50億人が移住対象だとしてみましょう。

 

 話を簡単にするため一万人乗りの宇宙船が一万隻地球にあるとして、4.3光年離れた最も近い恒星のひとつであるケンタウルス座のα星にある惑星に向けて50億人が移住するとします。このためには、それらの宇宙船を約50回往復させねばなりません。これは、宇宙船が光速で移動できるとしても4.3(年)×99(回)=425.7(年)かかる計算になります。

 

 先に到着した人達は居住に適した惑星上に家や道路を作り都市を建設して、8.6年後に地球からやってくる1億人の人達が住む場所を用意しなければなりません。それで人々を惑星に降ろして空になった宇宙船群が地球に引き返し、さらに8.6年後にまた別の1億人の人間を搭載してきて降ろします。これを約50回繰り返すわけです。

 

宇宙船の大きさ 宇宙船の数 往復回数 移動の合計年数 速度
1万人搭載 1万 50回 425.7年 光速
1万人搭載 2万 25回 210.7年  
2万人搭載 2万 13回 107.5年  
 あるいは宇宙船の到達時期はばらばらであるかもしれません。またその間に、新たな宇宙船を作ることもできますし、近隣の別の太陽系へ派遣団を送り、居住に適した惑星を探すなど次の恒星間移動への準備をする必要があります。そして50億人全員が移住を終えたら、また次の近い太陽系へと同じ手順で移動をはじめます。この時点では元の太陽系は滅びてしまってもかまわないわけです。

 

 あるいは、一億人がα星の惑星Aに到着したら、新たな都市をつくりまた別の宇宙船団を建造して次の太陽系の惑星Bへと旅立っても良いわけです。すると惑星Aの都市や生産設備は次の移住者たちが引き継いで同様の宇宙船団を建造するのに使えます。以後これを繰り返します。

 

 このようにして、常に比較的近く移動可能な太陽系に向けて飛び石伝いに移動を繰り返せば、最後の目的地(新たに誕生した太陽系)に到達できるはずです。また住む場所さえあれば途中の太陽系に定住することもできます。

 

 このような計画はいまから始めても早過ぎないと思うのですが、光速で移動するための技術をどうやって得るかというと、やはり他の進んだ惑星に住むその技術を習得した人たちの援助を仰がなければならないでしょう。さらに移動期間を短縮するには宇宙船の数を増やすか宇宙船の速度を増せばよいのです。

 

 とはいえ、このように地上の人たちをそのために結束させて、平和裏に他の惑星の住民たちとの交流を実現させ、彼らから知識を得て巨大な宇宙船群を建造するには、まだまだ多くの難問を解決しなければならないでしょう。

 

 

 

● 宇宙船の建造と数の見積り

 

 ここで考えた巨大宇宙船の建造自体はそれほど不可能ではないと思われます。たとえばアダムスキ氏が金星の母船内で見た絵画には、長さが10kmちかくもある宇宙都市とも言える巨大母船が描かれていました。これを建造するのは大変かもしれません。

 

 しかし地上でも現在、340m−440mの長さの石油輸送タンカーが建造されていて(出光丸やJahre Viking号など)、それに搭載できる荷物は20万−55万トンです。この大きさは地上での船の建造能力を示すものではなく、むしろ航海途中で通過する海峡や港の大きさによる制約を受けています。あまり大きすぎると狭い海峡が通過できなくなるのです。実際日本には100万トンの船を作るドッグがあります。

 

 さて、55万トンというと一人あたり100kgの加重(服や荷物を含む)としても、550万人分の積載量にあたります。つまり人間だけを積み込むと550万人が乗せられるという計算になります。しかし、食料とか他の機材を搭載し生活や運動するため空間も必要なので、実際にはその数十分の一の乗員数となるかもしれません。食料は年間ひとり300kg必要として、一万人分で年間3000トンです。四年半分で一万3500トンです。この他に生鮮野菜を船内の野菜工場で生産し、水は船内で再利用する必要があるでしょう。

 

 おそらく1−3万人の搭乗員が数年間生活するには、長さ1kmで直径80mくらいの宇宙船が必要だと思われます。これには野菜工場や商店街、機械工場、運動場、プール、公園、図書館や学校、床屋や病院、個人の居宅など人間の生活に必要なあらゆる設備が装備されます。

 

 タンカーは暴風雨中の大波を受けても平気で航海が続けられますし、船体の強度を増す工夫はいくらでもできます。また豪華客船のような内装を施せば航行も快適でしょう。こうした巨大な重量物をアダムスキ氏の言う重力制御法を用いて空中に飛翔させるのです。

 

 このように先ほどの計算どおりにことが進めば、地上百カ国のなかで各国が負担する建造数は一国あたり一万人乗りの宇宙船が平均百隻くらいになるわけです。実際には一国の人数に応じた宇宙船数となるでしょう。日本は人口一億人だと200隻程度の数が必要(50回往復するとして)となりますが、これは不可能ともいえない数値でしょう。こうしてみると、あと必要なことは重力の制御法を知ることと、巨大宇宙船の宇宙空間での推進原理を知ることだけではないかと思うのです。

 

 

 

● 宇宙船の速度

 

 新アダムスキ全集によると、土星で開催された惑星間会議に出席するためにアダムスキ氏の乗った宇宙船は、光速の16%の速度を持っていました。彼の説明ではその宇宙船は「意識の原理」を元に作動し、その法則を100%適応すると一瞬にして移動できると言います。(新アダムスキ全集第五巻「金星・土星探訪記」参照)

 

 このときには、その法則の5%が適用された速度(光速度の16%)だったのです。それで、例えばこの法則を50%適用した宇宙船では、おそらく光速の1.5倍程度(未確認だが比例計算によりそれくらいにはなるはず;計算上は1.6倍)の速度に達するだろうと予測できるので、往復にかかる年月は4.3(年)÷1.5=2.9(年)から、2.9(年)×2=5.8(年)となります。こうして輸送期間は67%に圧縮されます。しかし、この計算はあくまで概算であり想像の域を出ないものです。

 

 アインシュタイン博士の相対性理論では、光速が最高速度である原理を使っていますが、アダムスキ氏はその著書で、光速を超える速度で宇宙船が移動できることを述べています。

 

 最近、測定精度を上げた結果、エーテルが検出されたという報告があり、かなり希薄ではあるが光を伝達する媒体が宇宙空間に存在するようです。

 

 光は伝達媒体中に生じる横波であるため、水面に生じる波に比較できます。ところで、水面の波よりも速く泳げる魚がいます。船もそうです。それで媒質中では横波より早い(力の)作用があるはずなのですが、これに関しては今後の研究成果を待ちましょう。

 

 

 

● 火星探査から異星人との遭遇は起こるか?

 

 人類はいまや有人火星探検をもなしうる時代に到達しています。アダムスキ氏によると、地球人が最初に接触する相手は火星人達であることを述べています。火星では科学技術と工業が発達しているのだそうで、宇宙船の製作に関しても学ぶべきことが多いはずです。それでNASAや他の国が火星探査を目指しているのは、彼等のスペース・プログラムに沿った努力であると言えるのかもしれません。はたして、その延長線上に公の彼等との遭遇が待っているのでしょうか。ぜひ期待したいところです。

 

 

 

● 生命の科学を学ぼう

 

 結局、今まで生きていた地上の人類のほとんど全ては、実際に宇宙船で移住するグループに入らず、転生により惑星間を移動する人達でありました。これからもそれは変わらないと思われます。「第二惑星からの地球訪問者」中には重要なことが書かれています。

 

 「地球人は"生まれ変わり"という言葉を誤った意味で用いています。その本当の意味は、地球の各人が同胞の無知から脱却してより高次な生命の理解に達したとき、別な惑星での生まれ変わりが許されることなのです。すると本人は地球上の体験の生き生きとした記憶をもって生まれ変わります。あらゆる生命を支配する基本的法則に関する本人の概念は卓越したものとなるでしょう。」(同書「第11章 有名なUFO事件の真相」より)

 

 宇宙に住む人類にとっては、宇宙空間を物理的に移動することも必要ですが、よき人生を過ごして良き惑星社会へ転生をする能力を獲得することが重要になるわけです。それは永遠の生命を得ることを意味します。またアダムスキ氏は、宇宙船で運ばれるより転生により移動するほうがはるかに楽だと述べています。彼によると、新アダムスキ全集第三巻「生命の科学」の第1課と九課を学べば、好きなところへ転生できると言います。

 

 そのようなわけで、そこに書かれた知識を学び習得することこそが、今生の究極の目的とするにふさわしいことではないでしょうか。ぜひそうした仲間を募り、各自が満足の出来る結果を得て、さらに他の人たちにも容易に学べる学習システムを構築できたらよいと思う次第です。


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