投稿者 異邦人 日時 2004 年 4 月 21 日 16:27:06:
回答先: Re: 日本の社会の中で新しい経済体制は可能か?個人的新システムへの模索 投稿者 ミュー 日時 2004 年 4 月 20 日 02:27:49:
ミュ様へ、御返事ありがとうございます。確かにアダムスキーの哲学を学んでゆくと、天の世界を求めるあまり、アダムスキーが体験した世界と私たちの現実の社会生活が分離してしまっており、意識が遊離してしまう傾向があると思われます。しかし、反対にアダムスキーの示した世界を否定するのであれば、反対に現実の中に埋没してしまい、真実に対して耳を閉ざしてしまうことでしょう。そのような中で現実の私たちの社会生活とアダムスキーが示した世界とを結びつけてゆく『中道』の道の世界が具体的にアダムスキーの書巻の中に示されているのか?と云うと具体的に、宇宙と資本主義を結びつける中道の道は、示されていないと思われるのです。また現実の私たちの社会生活を規定する資本主義世界から、他の惑星に存在する貨幣制度のない世界への社会システムの移行への道筋についても、アダムスキーは言及されていないと思われるのです。特に貨幣制度のない世界と言うことで、宇宙哲学と唯物史観の問題は、何かその中に重要な視点のようなものを感じるのですが、私たちは、アダムスキーの宇宙哲学を学ぶにしても現実原則の中で矛盾を大きく感じて来ているのが本音であり、日本の経済情勢が悪化して私たちの生活がその中に巻き込まれてゆくに従って、宇宙哲学と今の現実がどのような関係にあるのか、模索せざるを得ないのだと思います。しかし、新しい経済学の姿については、アダムスキーの書物の中には述べられておりませんし、日本の現状の中で新しい経済学が出現するとも思われませんので、時間と共に私たちの住む日本と言う国は悲観的かもしれませんが崩れてゆくのかもしれません。
しかし、そのような中で一つの示唆として私はロシアという国の中から何か新しいものが生み出されてくるものと感じるのです。ロシアは、ソビエト時代は、マルクスの唯物史観の国でありかつ宇宙開発や人間の潜在能力とも言える四次元的能力について科学的に研究を進めてきた国です。また日本の多くの科学者は馬鹿にして取り扱わないUFOの研究もソビエトでは科学的な研究対象であり、また天界人とコンタクトをされた方も多いとアダムスキーも書巻の中で述べています。ソビエトの共産主義は崩壊してしまいましたが、ソビエト科学の中には宇宙と現実の社会制度を結びつけて考えてゆく科学的哲学的に思考する科学者の人々がまだ残っていると思われるのです。日本には『宇宙哲学』はありませんが、ロシアには『宇宙哲学』がこれまでの宇宙開発の歴史から存在するのであり、それと同時にロシア人は、唯物史観の共産主義の崩壊後、資本主義の道を模索しておりますが、アメリカ型の資本主義を求めると言うよりも、新しい社会システムの道を求めているかもしれません。これはあくまでも個人的意見となってしまいますが、宇宙哲学的に見ても、人間の持つ潜在能力の研究やUFOなどの母船研究を国家の科学的研究機関が行ってきているロシアという国の中から新しい『宇宙と社会制度』を結び付けるような『新しい経済学』が生まれてくるような気がするのです。