Re: 細胞について


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投稿者 スターダスト 日時 2000 年 9 月 10 日 19:52:27:

回答先: Re: 細胞について 投稿者 松本 日時 2000 年 9 月 10 日 12:52:47:

|> 「生物の意識について」
|>  全ての生物に意識があるのか?
|>  見えるためには、”その背後に意識の存在が必要である”
|> という仮定のもとに、まずはいろいろな生物の視覚につい
|> てわかる範囲で以下に整理してみました。
|>  つまり、ものが見えればその生物には意識があるという
|> 考え方から、意識の解明の手がかりを得られるのでは?
|> (現在のコンピュータには、ものが見えてはいないという
|> ことは明らかですし。未来はどうなるかわかりませんが。)

いろいろな考察に触れることはたいそう
面白いです。

|> 1.人間;
|> 「見えるということ」はこういうことであるという
|> ”基準 ”として個人個人が感じることができると
|> 考えられますが、一人一人の見え方が全く同じなのか
|> どうかは疑問が残ります。
|>  少なくとも、視力や気分の違いによる瞳孔の大きさ
|> は異なり、明るさや色の見え方も微妙な差がある。
|>  また、脳に障害がある場合や、通常はできませんが、
|> 左脳だけで見た場合や、右脳だけで見た場合には
|> 見え方がかなり異なってしまいますので。

ある種の錯視が、特定の遺伝子欠損の場合に
発生しないことがあるという記事を見た覚えが
あります。錯視の研究は面白そうですね。
ナマズさーん。教えて。
(臨床じゃぁないな。この話題。)

|>  ところで、脳を経由せずに直接意識との相互作用に
|> より見えることができるとした場合、その原理を解明
|> することは非常に難しいと思います。
|>  このケースについては、”細胞自体”にものが見え
|> ているのかあるいは感じているのかどうかがわかれば、
|> 糸口がつかめるのでしょうが? 

指先で、色を赤いと感じる人。
これは、目を使っていないようでいて
使っている可能性が高いと思います。
確実なのことは、目からはいる情報を
脳のなかで総合知覚としてまぜあわせる部位で
(つまり普段、目の情報処理をしている部位で)
指先からの印象を「赤い」映像として
イメージを作っているはずということ。
もっとむちゃをいえば
指先からの印象は、上記の部位から、いったん
目にひきわたされ、他の視覚情報を重ね会わされて
ふたたび脳に登っていくことも、アリと思っています。
脳で、映像がダブルか、目でダブルかについては
もっと観察が必要です。

|> 2.動物;
|>  人間と同じように見えているように感じますが、
|> いかでしょうか?
|>  もし、見えていなくて、コンピュータを搭載した
|> 動物型ロボットのように本能とよばれるプログラムに
|> より、光の信号をCCDセンサで電気信号に変換し、
|> 処理した後は自動的に反応するものと同じだとしたら、
|> 我々は動物に生命を感じることができるのでしょうか?

単眼ですから。同じかな。
っていうより
卵からの発生時点で
早い段階で。あらゆる
動物に
目ができているでしょ。
ほとんど同じでしょうねぇ。

ものすごく高度なロボットは、その反応は
動物と区別できなくなるでしょう。
生命を感じるかどうかは、そのときにわかることでしょうが
私は、「NO」と答えたいです。今は。

|> 3.昆虫;
|> ファインマン物理学の「光、熱、波動」を
|> を引用すればわかりそうですね。
|> ”11−4;昆虫の複眼”
|>  蜜蜂はその視覚がひじょうにていねいに調べられて
|> いる昆虫である。蜜蜂は蜜に惹かれるので、その視覚
|> の性質を研究しやすい。われわれは青い紙か赤い紙の
|> 上に蜜を置いて実験をし、どちらにやってくるかを
|> 調べることができる。この方法により、蜜蜂の視覚に
|> ついて、ひじょうに面白いことがいくつか発見された。
|>  まず第一に、蜜蜂が2枚の”白”紙の色の差をどの
|> くらい正確に見分けられるかを測ろうとして、ある
|> 研究者たちはそれほどよくないという結果をだしたが、
|> ほかの人達は途方もなくよいという結果をだした。
|>  2枚の白紙はわれわれには殆ど同じように見えても
|> 蜜蜂はその違いを知ることができたのである。
|> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
|>  それで、もしわれわれが、蜜蜂の見るように花を
|> 見ることができるとすれば、花はずっと美しくまた
|> 変化に富んでいることであろう。
|> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
|>  蜜蜂の視覚でもう一つ面白いことは、直接太陽を
|> 見ずに青空の一部を見るだけで、太陽の方向を知る
|> ことができるらしいのである。
|> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
|> *人間の眼も僅かながら偏光を識別する能力を
|> もっている。それで訓練すれば太陽の方向が
|> わかることになる。ここに述べた現象は、
|> ハイディンガーのブラッシュと呼ばれている。

複眼の情報処理はまだ未解明ということでしょうか?
最近のカメラやビデオの発達にはすごいものを
感じます。
電子系ではなく光学系で
対象物を自動的に追尾して
手のブレを相殺する機能だなんて
とんでもないですね。
コマーシャルみてビックリしました。
ビデオを持っていないので
なおさら驚きました。
ズームアップするときに
たしかに必要な機能ですね。
しかも私達はそれを
知らずに高精度で行っています。
場合によっては、目が追いきれなくても
脳のなかで追尾して、ズレを補正したりします。
これは卓球のようなスポーツをすると
わかりますが、眼球の動くスピードを
はるかに超える動態を、脳は明確に
視覚イメージをして、静止画像として
処理できるという
感覚です。
これができないと、
卓球のボールの表面に書いてある
模様(印刷されている会社名、規格など)
が、回転しているかどうかわからなくなり
回転していればその勢いを読みとって
回転の方向やスピードにあわせて
ラケットの表面の角度を変えること
ができずにエラーしてしまいます。
温泉卓球などで親しまれている
ピンポンですが、プロは
すごいのです。
野球の巨人の川上哲治大監督が
選手時代に
「ボールが止まってみえる」という
名言をはきましたが
あれは本当のことでしょう。

|> ”11−5;他の眼”
|>  蜜蜂のほかのも、数多くの動物が色を識別する
|> ことができる。魚、蝶、鳥、爬虫類は色がわかるが、
|> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

|>  昆虫もまた、ものが見えていると考えてよさそう
|> ですね。つまり、背後に意識があると。


|> 「心はどこにあるのか;ダニエル・デネット」から
|>  昆虫の脳には、せいぜい二、三百のニューロン
|> しかないのに、このようなシステムが働いていて
|> 外界と巧みに連動しているではないか。
|>  たとえば、進化生物学者のロバート・トライ
|> バースはこう記している。
|> ”菌を食べて育つアリは農業を営んでいる。働き
|> アリは葉を切って巣に持ち込み、菌を培養する床
|> を準備する。そこに菌を植え付けると、葉の汁が
|> 菌に栄養を与えるのだ。アリは雑菌を取り除き、
|> 最後に菌の特別の部分を収穫して、エサにする
|> のである。”

|>  わずかばかりのニューロンしかない昆虫でも
|> ものを見たり、いろいろな事ができたりするのは、
|> やはり、背後に意識の存在があればこそと感じる
|> のですが。いかがでしょうか?

すげぇなー、、のひとこと。
ちょっとした思い付きですが
グリア細胞もなにかしているような
気がしました。
まさかねーー。

|> 以下は調査中です。 
|> 4.微生物;
|> 5.細胞;
|> 6.分子;
|> 7;原子;

ファインマンは
経路積分の大家ですが
あれをみて
原子にも意識があるかもって
思いました。昔。



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