投稿者 純 日時 2003 年 9 月 02 日 09:33:25:
回答先: 高次元 投稿者 松本 日時 2003 年 9 月 02 日 00:02:48:
松本さん、こんにちは。
最初に、僕は「科学者の仮定を制限する」意図はないことをお伝えします。ただ、仮定で構築した理論は、年月が経過するにつれて、それが事実であるかのような雰囲気になることを避けるために、常に仮定にすぎないことを忘れない態度が必要だということと、そうすることが仮定が事実であるかどうかを解明する道であると思います。ビッグバン、高次元実在など。。
異次元を想定しているのが量子力学科学者の一部であることは聞いています。ニュートン力学から始まる現代科学の仮定を根本から覆すのが量子力学であるという見方もあるようですが、現代科学は仮定でありながらも、もはや権威となっているように感じます。それによって生活を成り立たせている科学者がたくさんいますので、底辺が崩壊することには断固として反対する立場をとる人は少なくないと思います。
「科学的真実が解明されるなら、私は自分の築いてきた地位を全て
失っても構わない」という科学者は全体のどれだけいるのでしょうか?
僕は過去に、科学者、宗教家、哲学者、文学者として社会的に名声のある人たちに、敬意を表しながらも、その人たちの説の根底をなしていることに、正直に疑問を投げかけたこともありましたが、その瞬間に、これまでの人格者の顔が消えて、「この野郎」という顔でキバをむいてきたのを目の当たりにした体験があります。名前はいえませんが、松本さんがここで著書を紹介した人もその中の一人です。科学者の「仮定」が本当に100%純粋な科学的動機なのか、それとも時間の経過とともに自分の権威としてしまっているのか、いまひとつ、すっきりしない感じをもっています。政治家や医者など多様な職種にも言えることですが。
ところで、アダムスキー氏は原書でもはっきり4次元と言っていますが、エーテルという表現と同様、これら言葉の定義は、比喩的表現なのかどうかは、彼に確認してみないとわからないようです。
これとは直接関係ないかもしれませんが、アダムスキー氏の言う異星人の教育は、問題を解くときに、答えを予想させるのではなく、最初に答えを教えて、なぜそうなるかを考えさせる方法だそうです。これについてはよくその理由が分かりませんが、もしかしたら、自然という「結果」を観察することとつながるのかもしれないと感じました。
ひとつの結果(現象)に対して「なぜそうなるのか」と考える仮定と、それをもとに「だから全体はこうなっているのだろう」と考える仮定は、後者は結果も仮定していますので、少し種類が違うと思います。
善し悪しは分かりませんが。
イギリスの心霊科学実験については、それらを否定する当時の第一線
の科学者などが、実験を目の当たりにして逆に立場を一転させたという事実はありましたが、実験に立ち会った第3者(新聞記者など)の証言(宣誓)の署名入りの報告書はあるようです。心霊実験は非常に危険なゲームであるとアダムスキー氏は警告していましたが、実際に被験者への精神的、肉体的な危険度はかなり高かったようで、さらに被験者や立会人の人格(霊格?)も厳しく問われていたそうですので、現代科学の重要なポイントである「同じ条件で再度同じことが起こることの確認」は難しかったようです。もっとも、地球や太陽系、銀河系は高速で動いているので、本来は「同じ条件」はないはずですが。
|> ∇この本、読んでいますか?
|> 「全体性と内蔵秩序,D.Bohm,1996年」
↑この本は読んでおりません。僕としては原子、電子、量子など、細かい粒子の例えであれば同じと大雑把に考えておりました。
ボームの赤インクの話も知りませんでした。
まだまだ勉強不足です。今後ともよろしくお願いいたします。