投稿者 John.L 日時 2001 年 3 月 03 日 15:59:28:
回答先: この世とあの世 投稿者 マヤ 日時 2001 年 3 月 03 日 00:32:28:
命そのものは滅びません。場所を変えて再生し進化の道を永遠に歩みます。ただの無だけの世界は存在しません。人は「死」を恐ろしく感じたりすることもありますので、昔から色々な想像をまくしたててきました。多くの考えや空想が試されて、多くの死の世界が誕生し、伝説となりました。しかしながら、それらの伝説には何も価値はありません。「死」とは時間軸上の一点にすぎません。ひとつの生からひとつの生への移り変りの一点です。生は何年間も続きますが、死は一瞬です。死から、我々は何も学ぶことができません。我々が学ぶことが出来るのは生あるこの時間の中だけです。生まれる前、私達は生きてきました。生まれた後も私達は生き続けます。この私達の身体が滅びようとも私達の生命は常に生き続け、瞬時に別の場所に転生するのです。我々は脳みその素晴らしさを知っています。私達の感情や思考は脳みそなしには活動できないからです。仮に脳みそが何かの事故で失われたとしましょう。私達はただちに新しい脳みそを与えられます。私達人間の本体は脳みそではなく、脳みそを与えられて活動する、生ける想念なのです。
重要なことは、永遠に漫然と生きることではなく、進歩し、発展し、本当の生き方に目覚める事です。我々は今、肉体の意味での転生を語りましたが、想念の意味での再生について語りはじめなくてはいけません。本当の再生は、身体が生きたままでも可能です。私達は生命の源たる宇宙の意識に溶け込むことができます。このとき私達は人生の本当の素晴らしさを知ることでしょう。今までの転生のように単に肉体をいれかえるだけではなく、肉体はそのままで心が再生する必要があります。