投稿者 スターダスト 日時 2005 年 3 月 07 日 03:22:20:
(6)テレパシー部屋は常に拝見していますがここのところ投稿はしていませんでした。たまには書いて見ようかなと、ふと思いました。
ええと、あらゆる物質・エネルギーの形態の構成要素はその様態のレベルにみあった情報の記憶装置を持っています。
記憶を交換する能力も持ち合わせています。これらは送受信で行われます。また、新たに作り出された、様態のレベルにみあった想念もまた一旦記憶装置に内蔵されつつもその記憶は情報として発せられ、そして受けることが出来ます。
これらの情報の交換がテレパシーの素過程です。
発達した物質の形態はより高度な表現をもった想念を作り出すことが出来ますし、また発すること、受けることも出来ます。
以上は物質レベルでの想念の受発信についてでした。
宇宙を生成するトータルな生命そのものの原因、第一動者、創造の源、サムシング・グレートもまた、想念を受発信可能です。
我々人類の肉体は様々な細胞によって造られています。それぞれの細胞は想念の受発信装置を持っています。宇宙の中においては比較的高度に組織化された形態の想念の受発信装置であり、また想念の作成装置でもあるのです。
数十億ともいわれる私たちの肉体の細胞はそれぞれが想念を受け止め発し作り出しているのです。
このようなありかたを私たち個人は通常意識していません。ここにテレパシーの本質がいつまでたっても理解されない要因があるのです。私たちの肉体はテレパシーの坩堝(るつぼ)なのです。
互いに情報を交換作成しつつ統合化されている生命体が私たちの本来のありかたです。また、本来のありかたであれば、宇宙の創造の源が発する想念を綺麗に受信するべきなのですが私たち地球の住人の多くはそのことを忘れてしまっています。
宇宙の意識から切り離されている細胞等は身勝手な想念を作り出し発することがあります。また、個人の肉体内であれ、外界の人物であれ、動植物であれ、鉱物であれ、人工物であれ、自然界全体であれ、それらなにものかからの情報のテレパシックな送り出しを受け止める能力が、本来の性能を発揮できずに混乱してしまっています。
混乱こそは恐怖の源です。
統合失調症とは自分の肉体内、特に大脳内において、コントロールを離れた細胞群が他の細胞群との調和を断絶し、勝手な想念を作り出し受け止めて恐怖に震えている状態なのです。
統合失調症に罹患している人間の多くが、不自然なありもしない恐怖におびえています。恐怖の作り手は自分自身の内なる細胞であるにもかかわらずです。恐怖の想念が加速し他の細胞に感染し傷つけ、傷ついた細胞はさらに加速した恐怖を生み出します。
こうした現象は、たとえば眼球を透過し網膜に達することのない幻の映像を生み出したりします。また、鼓膜の振動のない音源から何かを聴いたりします。
不幸にも統合失調症に罹患している人間には、真実の現象と自分自身の細胞群が作成した情報との区別をつけることが困難です。
素過程においては確かにテレパシックな想念の交換が、大規模過程において不調和を生み出すことはまことに不思議といわざるをえませんが、原因は私たちの諸細胞がそれぞれ好き勝手に想念活動をし、互いに反目しているからなのです。
私たちは諸細胞の互いの反目を調和に導かなくてはいけません。それには訓練が必要です。諸細胞をしつけるのです。宇宙の意識からのテレパシックなささやきかけに耳を傾け観ることが必要になってきます。宇宙の意識からの想念には一切の不安や恐怖は含まれません。肉体全体を宇宙の意識からの親しい愛に満ちた想念で満たしてやる必要があります。それには心が受容的であることが一番です。
心の各切片を互いに闘争させずに生命の歌に従わせていく努力を続ければ不調和は減じていくことでしょう。
不安や恐怖に満ちた印象をもしも受けているとするならば、断固としてそれらの印象を切り捨てて無視すべきです。
多くは私たち自らの細胞が勝手に作り出した恐怖の想念ですから切り捨てても構いません。
また、もしも外界から恐怖や不安に満ちた想念をうけとめたとしても、それらを無視してしまうことがとても良いことです。
恐怖や不安を無視し受け流し、代わりに慈愛の念を起こすことです。継続した全てへの慈愛の念を発するうちに、私たちの諸細胞は調和を取り戻し生命そのものの歌を聴くことができるようになります。
やがて万物はひとつであるという幸せな感覚を取り戻すことでしょう。
それこそが真のテレパシーです。他には何もありあません。