投稿者 Junichi 日時 1998 年 2 月 22 日 11:41:52:
回答先: 転生ってあるんですか? 投稿者 大木数馬 日時 1998 年 2 月 21 日 08:21:22:
数馬さん、はじめまして。
確かに「転生」に関しては、今のところ科学的証明はできませんね。
私にも明確な前世の記憶なんてありません。
他にもESPなど、いわゆる科学的証明ができていないと思われる現象は存在し
ています。
しかし、それらは統計的手法によって、偶然とは思われない確率で存在する現
象だという証明はあるのです。(ライン博士の研究など)
転生についても、少なくとも民族学的な研究として、学問的に成り立つ話だと私
は思っています。チベットでは、ダライ・ラマとかポンチョン・ラマなど、高僧達は国
外にまで転生した化身を探し出し大切にされます。
転生という思想は仏教思想から派生したものなので、その起源は古いのです。
キリスト教会は認めていませんが、聖書にもそれを支持する言葉があるようです。
しかし、そうした話は日常生活には何ら影響がないので、単に迷信として葬り去
ってもよいのかもしれません。
アダムスキー氏の場合には、妻のメリーが亡くなった後7年ほどして、金星人と
して転生した少女と会わされたのです。その少女との話で、夫婦でしか知らない
こととか、その性格などから彼は妻であった人に違いないと確信したといいます。
転生自体を、前向きに考えると、各生涯の努力は無駄にならないと思います。そ
うした努力とか知識が死後も継続して次の生涯に役立つとすれば、人の努力は報
われるはずです。生まれながらの天才が存在することへの一つの説明にもなりま
す。それに犯罪に対する倫理観にも役立ちます。
いろいろな意味で私は転生というものが存在した方が良いと考え信じる者なので
す。他人はそれをどう考えようが構いません。
参考までに、転生に関する文献などご紹介しておきます。GAPとは関係ない文献
が大部分ですが。
● 転生体験ー前世の記憶をもつ人々 PHP出版
● 前世の記憶をもつ子供たち 日本教文社
● 前世の言葉を話す人々 日本教文社
● チベット奇跡の転生 文芸春秋
● 前世療法(1,2) PHP出版
● 金星・土星探訪記(第一部) 中央アート出版
Junichi