投稿者 希望 日時 1998 年 7 月 25 日 20:44:43:
勝手にパート2しちゃいました。すみません。
>>投稿者 ikawa 日時 1998 年 4 月 02 日 08:53:02:
>>回答先: 原因と結果 投稿者 ikawa 日時 1998 年 4 月 01 日 21:59:42:
>> アダムスキー氏の生命の科学の第一章に原因と結果についての記述があります。
>> 原因と結果は一体となっている。と書かれています。
>> 自身の心でもって結果を見る瞬間、
>> 意識(宇宙の意識)をもって原因を観ることの重要性が述べられています。
>> これは、かなり重要であると思います。
>> みなさんはどのように感じますか?
>自分でフォローアップしてしまいます。
>この場合の原因と結果は、この瞬間に関する事です。
>そうなると時間とはなんでしょうか?
>宇宙の意識は結果を生み出しているわけですから、
>意識の活動そのものが、時間を意味するようです。
>私たちは、生きています。すなわち時間を感じています。
>それが意識の活動であり、意識しなければならないことなのかもしれません。
>ikawa
−−−−以下、今回の投稿です−−−−
物理学の方程式を見る限り、この宇宙のすべての物質=エネルギーは確定的に時間発展していくようです。ある時刻における全ての物理量が測定できたならば、その後の全ての時刻における物理量は方程式によって厳密に記述できるようになっています。例えば、ある陽子の位置と速度が、ある時刻において確定的に観測されたならば、宇宙が終わるその時まで、その陽子がいつ、何処にあって、どのようなスピードで動いているのか、全部予言でき、しかもその予言は絶対にはずれることがありません。人間の肉体を構成する物質も例外ではありませんので、人生を含むこの世の全てが、未来永劫、既に確定しているとニュートンやアインシュタインは考えていたそうです。この考えをつきつめると、我々には自由意志などないことになります。ビリヤード台の上のボールにキューで初速を与え、ゲームをしていると、完璧なコントロールと完璧な読みがあれば、ゲームには完勝できるでしょう。神のビリヤード台の上のボールは私達であり、そして神
は完全なプレイヤーなのです。((この辺のお話に興味がありましたら、講談社のブルーバックスシリーズの「マクスウェルの悪魔」を読んでみてください。))しかるに、私たちは時間を感じています。自由意志を行使しています。物理学が発展して、量子力学が創始されたころ、物理学者達はやっと安堵したそうです。位置と速度がある時刻において、同時に厳密に確定することはないという、「不確定原理」が唱えられたからです。これで、物理学方程式による予言は成就されなくなったと考えたのです。
アインシュタインはこの時、「神はサイコロをふらない」と言って、不確定性に抵抗したそうですが。やや専門的ですが、量子力学や、その思想をついだ、その後の物理学の方程式は、「量子状態」というものの時間発展を記述しています。この量子状態は、ある時刻において厳密に定められ、そして、時間の発展とともに、やはり厳密に予言されます。この意味で、宇宙にはやはり、強固な因果律が残っており、人間に、自由意志が与えられていることを量子力学やその後の各種の理論は、説明できないことがわかってきています。
さて、物理学の方程式が、因果律そのもの、原因と結果そのものを記述していることは明白です。ここには自由意志の無い、確定的な未来が待っているのでした。この因果律、原因と結果の法則でいうところの原因は、アダムスキー氏いうところの原因でしょうか。
当然、異なりますよね。
物理学の方程式は、結果の領域を厳密に記述するにすぎません。
因の領域の生命、意識、=結果の世界の全ての存在の活動を支える創造主は、物理学の方程式には従いません。別の次元の存在だからです。物理学の方程式が神に従うのです。我々人間は、創造主に似せて造られました。自由意志を行使するだけの能力も与えられました。それゆえ、人間は外宇宙を支配することが可能です。エデンの園の管理人に任命されたのでした。
>この場合の原因と結果は、この瞬間に関する事です。
>そうなると時間とはなんでしょうか?
>宇宙の意識は結果を生み出しているわけですから、
>意識の活動そのものが、時間を意味するようです。
>私たちは、生きています。すなわち時間を感じています。
>それが意識の活動であり、意識しなければならないことなのかもしれません。
その通りであると思います。
はやく意識でもって見ることに長じたいものです。
全ての方々が、「偉大なるパワー」と一体であることに
きづきますように。
−−−希望−−−