投稿者 koniyama 日時 1999 年 10 月 05 日 01:03:25:
回答先: Re: 東海村の事故について 投稿者 ikawa 日時 1999 年 10 月 02 日 06:17:56:
今回の臨界事故に関して
原子力発電施設以外でおこるとは
わたしもまったく初耳でした。
それも材料があれば簡単に核分裂反応が引き起こせるとは。
これには驚きでした。
これは中性子兵器が町中で音もなく炸裂したようなものですが、
その影響は大丈夫なのでしょうか???
知識がないだけに、不気味なものがあります。
これはロケットを持たない国でも
無差別テロに使えることをも意味するのではないでしょうか。
|> 同感です。放射性廃棄物をコンクリートにつめて南の国の海底に廃棄している
|> あるいは廃棄する計画があると聞いたことがありますが、
|> あまりにも問題点があり過ぎる原子力利用です。
|> 技術が未熟であるから、といってしまえばそれまでですが、....。
放射性廃棄物の問題はこの技術の限界を示しています。
実はこの問題に限りませんが、
放射能の毒性を完全に中和する技術を確立できないまま
どんどんさきへ進めていくという
考え方、生き方そのものがまず不自然ではないでしょうか。
(ダイオキシンの問題もにたようなものです)
実際には原子力を活用する技術の半分すら確立されていません。
つまり実態はまったくコントロールできないのです。
今回臨界反応を押さえるための作業でさらに従業員が
被爆しましたが、
防護服がたいして役に立たないということは
いざというときはどうするつもりなのでしょうか?
施設を丸ごと埋めてしまう以外にないという事態も
ありえるわけです。
私は原子力の開発や活用にはまったく反対はしませんし
いろいろ役に立つ技術が出てくるでしょうが、
発電に限っていえば、もしフリーエネルギーが実用化されたら
どこまで情熱をもってこの技術を発展させていけるでしょうか?
だれも見向きもしなくなってしまうだけでしょう。
その時は放射能をおびた、
ただ大変なお荷物をかかえることになるかもしれません。
この意味では過渡的な技術なのかも知れません。
ましてや
ほかの惑星の宇宙船ですら故障するのですから
地球の技術のつぎはぎだらけの製品が故障しないわけがありません。
これは人のミスうんぬんという以前に、
確率的に事故は起こらざるを得ないという事実を
素直に認めるべきなのです。
その時の被害の影響力を考えたときに、
どうもあまり良心的でないような気がします。
P.S.
現在の宇宙探査衛生は原子力電池のようなものを搭載している
ようですが、このような探査機をほかの惑星の住人がどのように
考えるかというと、やはり来たら困ったチャンでしょう。
そんな探査機がきたら、私なら没収か送り返すでしょうが、
軌道に乗る前に破壊してしまう惑星もあるかもしれません。
放射線は目に見えないので近づくだけで危険ですが、
そんなものを発するものがもし道ばたに落ちていて
まちがって拾ってしまったらとっても恐いものがあります。
そんなわけで以前ガイガーカウンターを買おうかな
と本当に考えたことがあります。