投稿者 H.K 日時 2007 年 4 月 17 日 20:55:46:
アダムスキー氏が"人間は考えるとおりの者となる"As a man thinketh, so is he.と(1963年7月13日)講演ノートで述べた意味は非常に深い意味があります。アダムスキー氏が読んでいた、アメリカの偉大な哲学者ラルフ・W・エマーソンは、"超越主義者"またはコンコルドの哲人などとも言われ、アメリカで最も尊敬されている知識人の一人ですが、エマーソンは「人が一日中考えていること、それがその人である」という有名な言葉を残しています。人間とはその人が毎日、一瞬、一瞬、考えていること(想念)が集積した者なのです。
常に謙虚で、誠実で、公正無私、正直、勇気、向上心、自然を愛し、生きとし生けるものを愛する心、思いやりのある人は、穏やかで気高い人間になります。
一方、無知、無関心、心配、恐怖、嫉妬、羨望(せんぼう)、疑い、短気、恨み、憎しみ、優越感、驕(おご)り、好き嫌い、無責任、差別、偏見、競争心、野心、強欲、の想念で毎日を生きている人は、利己的で傲慢(ごうまん)で、強烈なエゴの強い人間になります。
人間が思い浮かべ、思考する想念は、その想念の周波数に合った物や人、物事を引き寄せます。そして「類は類(とも)を呼ぶ」と言われていますように、同じような想念を抱いている人たちが集まるのです。
宇宙について考え、宇宙飛行士になりたいと思っていた少年たちは宇宙飛行士になり、ウェルナー・フォン・ブラウンのように月旅行や月ロケットの夢を抱いていた聡明な少年は、やがてNASA(米航空宇宙局)の宇宙技術者になり、文明を進歩させたいと思っていた少年は電気技師になり、やがて偉大な発明家になりました。(トーマス・エジソン)
人類で初めてカラーアニメーションで美しい映画を作り、不安と混乱で生きている人々に楽しさと喜びを与え、そして壮大なディズニーランドをロスアンジェルスとフロリダ(ディズニーワールド)に建設してアメリカ人に夢と希望と楽しさを提供したウォールド・ディズニーは少年の頃から宇宙的ビジョン(視野・洞察力・想像力)を持っていました。
人間が抱く想念は必ず実現するのです。不正なことや邪悪なこと、大金持ちになりたいと思う強欲や野望もやがては実を結びます。
宇宙的想念を抱き、宇宙的記憶を持っている人は、宇宙的な思想や詩、音楽や本に出会い、また宇宙的な人と出会います。エマーソンやホイットマン、アダムスキー氏やジェームズ・アレン、他の偉人に、ふとめぐり合います。アダムスキー氏が言ったように、宇宙に偶然というものはないのです。
人間は低周波の恐怖、憎しみ、恨み、怒り、貧欲の想念を抱くと脳と全身の細胞の振動数
(周波数)が低下してしまいます。そして同じ波長の物事や人を引き寄せてしまうのです。
一方、明るく高貴な(気高い)宇宙的想念を抱くと脳と全身の細胞が高まり、高い周波数の波動エネルギーを放射するのです。そして同じ高貴な波長の物事や人と出会うのです。
アダムスキー氏は「人間とは活動している想念である」(1963年7月23日の講演ノート)と述べています。
人間はアダムスキー氏が述べましたように、食べることや歩くこと、話すことをする前にまず考えなければなりません。(ある想念を抱く必要があるのです。)
人間が偉大な偉人たちや高潔な生涯を送った人間のようになるには、毎日の生活で抱いている想念が高貴な"宇宙的想念"か、それとも人間をダメにし、堕落、荒廃させてしまう"利己的想念"または"非宇宙的想念"であるかをチェックする(観察・調べる)必要があります。
ですから1日約15時間の内でどれくらい宇宙的想念を起こし、それを実行したかが重要なのです。そして1週間の内、自分はどれくらい宇宙的想念を抱き、それを行為したかを顧みる習慣がどうしても必要です。
人間とは、その人が常に考えていることが、同じものを引き寄せ、同じことを実現させてしまう存在なのです。わたしたちが、どんな人間になるかは一瞬、一瞬の、毎日の想念とビジョンに関係しているのです。それがアダムスキー氏が述べた「人間は考えるとおりの者となる」の意味です。
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