投稿者 でんでん 日時 2000 年 10 月 03 日 02:08:02:
回答先: Re: ある断片 投稿者 松本 日時 2000 年 10 月 02 日 22:38:46:
|> だいぶ具体的になってきましたが、まだ一部
|> イメージが浮かばない所があります。
|> それは、下記の項目なのですが。
|> |> 素子からのホワイトノイズ→トリガー回路による二値化
|> |> →サンプリング→電送→ハード/ソフトインタフェース
|> |> →ソフトウェア上でのタイムシェアリングによる
|> |> 多チャンネル分配
|> ∇これは何のための多チャンネル分配でしょうか?
見かけ上信号源が多数あるようにし、2次元以上の
制御をするためです。
|> |> →アプリケーション機能処理
|> ∇サンプリング→電送→ハードの間には電子ビーム
|> 発生器と、スリットと、電子ビームを受けるための
|> 平面アレイ状のセンサなどがあるのでしょうか?
ビームではなく、半導体中を移動する電子がホールと
対消滅するときに生ずるノイズを拾うのです。
このとき電子の速度は制御された状態にしやすいの
でこの方法をとりました。
スリットの実験は非常に単純化されたモデルですが、
結果的にガウス分布が得られるのであれば
途中がどうなっていてもいいのではないかという
乱暴な発想です。 (- -)
|> |> |> ∇量子状態の光子を使用しているのでしょうか?
|> ∇光子による実験の方が簡単で、環境の影響を受けにくい
|> と思いますが、電子にした理由はなぜでしょうか?
|> |> 電子です。
電子は扱いやすいです。光学機器はとても高額なものばかり
で、趣味でやるにはちょっと手が出ませんでした。
低速の電子はドブロイ波長が大きくとれますので、
不定性を高めることにつながります。
|> ∇電子の電送距離と、1秒当たりの数量はどのくらいで
|> しょうか?
いまのところ10メートルです。
この段階で二値化されており、TTLの電圧信号に
なっています。
MAX1Mbpsくらいの能力がありますが、これを受信する
PCの能力で制限されています。
|> ∇実験の評価結果では、観測者の影響がどのように
|> 表れているのでしょうか?
例えば、1600万色true color の大きな正方形を画面
いっぱいに表示し、出したい色をイメージすると
3原色の各値は目的の配色に変化してゆきます。
これはトレーニングを要し、集中力の強い状態
でないとうまくゆきません。
観測者は素子を意識することなく結果であるCRTのみ
を意識し、凝視します。
別の実験では、念力のないと思われる人でも
反応します。
念力がないといわれる凡人にも実は普段気づかない
強い念力があります。それは現状を維持したいという
想いから発します。
一度見た物をいつまでも同じ形で見続けようとする
傾向が信号パターンの変化を抑制させてしまうのです。
最初に見た信号パターンが脳裏に焼き付くと
不思議なことに次から同じようなパターンが
繰りかえされます。
その結果、パターンの中に自己相関が現れ、
乱数列に規則性が生ずることになります。