投稿者 雨鈴 日時 2006 年 6 月 08 日 00:08:16:
私の場合は想念観察と言うよりも、日記を付けてきました。
平均すると、一日20〜30行ぐらいのあまり苦にならない程度で、
しかも、毎日欠かさずと言うわけではなくて、書かないときは数ヶ月間
一行も書かないこともありました。
個人的なものなので抜粋にしますが、大きな転機が訪れる直前に書いたものです。
人それぞれなので参考になるかどうかは全く分かりません。
●日記より抜粋
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心と肉体は努力の甲斐なく重苦しい状態が続いている。
何度も穏やかで優しい気持ちになるように努力するけれども、最初ほどうまく行かなく
なってきた。
でも心と体は元々、純粋で穏やかな状態であるはずだ。
重苦しさを感じるには、過去の経験からの習慣的想念があるのは間違いない。
そうだ!
これを見つけて整理しなければならないと、今気づいた。
日記つけててよかった。
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この日記を書いた後、自分の歴史の年表のようなものをつくり、
特に、不快な思いをしたり、恥ずかしい思いをしたり、苦しんだり、
失敗したりしたときの出来事をまとめてみました。
これらの出来事を思い出すたびに、心が重苦しくなるので、それに
終止符を打つために。
出来事に関わった人間それぞれの立場や考え方、自分の考え方などを
もう一度考え直して、自分は正しかったのか、間違っていたとしたら
どこが悪かったのか、同じ出来事が再び起こったら次はどうすべきかを、
出来事ごとにまとめてみました。
実は、まとめたものをもう一度見直してみることが重要でした。
書いたときは正直に書いたつもりでも、後で読み直してみたら嘘だらけで、
自分に都合の良いようにねじ曲げていることが、非常に多かったので。
この作業は、本当の自分を発見する大きなステップになりました。
心はつかみ所のないもののように思えますが、実は多くの事柄が緻密に
関連し合ったパズルのようになっています。
何か問題が起こっても、あきらめずに真剣に考えれば、必ず解決策を
発見することができる。
このことを信じるのが大切だと、私は思います。
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