投稿者 スターダスト 日時 2004 年 5 月 07 日 12:17:09:
回答先: 因果律と自由意志 投稿者 伊知地 充 日時 2004 年 5 月 07 日 04:41:56:
心と体が互いに深く関係していることは
古来から知られておりますし
現代の地球の科学においても色々と
調べられつつあるところですね。
ところで、(倫理学で言うところの?)自由意思が
我々に存在しないということを仮定するならば、
そして、【感覚、感情と同じようにわれわれの意志は
いつも(主観的に)偶発的です】という仮定のもとに
論じるのであるならば、
私なり、伊知地さんなりは、偶発的に、このBBSに
書きこんでいる事になります。
あらかじめ計算のすることが出来ない、複雑過ぎる
環境をうけての個体の、それゆえ予見できない現象として
偶発的に、私は、今、このような文章を書いていることに
なりますね。
確かにこの仮定にもとづけば、倫理で言うところの
自由意思などありません。全ての行動があらかじめ
環境によって決定されているにもかかわらず、
我々はそのことを認識できない。という結論になります。
確か古い時代のヨーロッパでプロテスタントの
一部の宗派が、自由意思などありえないという
教義を持っていたような気がしますが、
論調は似ていたかと思います。
その宗派な大弾圧を受け、多くが火刑をうけたはず
でしたが、どうだったでしょうかねぇ。
「死」という最大の恐怖にもかかわらず殉教していった
彼らを見て、私は、彼らは自由意思を行使しなかったのだろうかと
不思議に思ったことがあります。(高校の歴史の時間に習いました)