投稿者 スターダスト 日時 2000 年 7 月 27 日 22:55:31:
回答先: Re: 量子コンピュータ 投稿者 松本 隆司 日時 2000 年 7 月 23 日 22:41:37:
こんにちは。
丁寧なアドバイス、時間がかかったと思います。
ありがとうございました。
だいたいの流れは、追えます。
マイクロチューブ。
人間の心のいとなみを
脳みそのなかの微細な管の上での
現象に還元する考え方だと思いました。
チューブってのが斬新ですね。
ベルの不等式が
多くの実験で追証されたこと
そしてそれでも
光の速度を越えた情報伝達が
実際に起きていることを見つけては
いないことなど
非常に輻輳した歴史の流れですね。
量子のもつれあいは
光を越えますが
それを利用しても
情報は伝えられない。。
Shimizuさんから
ご紹介していただいた
記事のなかでは
記者が、このへんを
良く理解されていないことが
くみとれます。
いっぱんには
むつかしい話なのでしょう。
順序だでて頭にいれると
それほどでもないはず。
きっと中学生でも
理科が好きなら。。
私は、ボルンとアインシュタインの
往復書簡集を持っています。
ナマの応答は迫力がありますね。
「神はサイコロをふらない」と
アインシュタインが言いましたし
私も、おとついまでは
そう信じていました。
今は
「人がサイコロを振る」
と考え直しはじめています。
量子力学の他世界解釈を
ちょっと解釈しなおしてあげると
方程式では、「状態」が、時間発展の意味で
決定論的に記述されていることと
(相補的な物理量間の不確定性にもかかわらず
状態関数は決定されて、未来永劫予言できるわけですから)
我々が自由意思を持てることとの
矛盾が解消できるような気がしてきたからです。
多世界解釈を放棄して、
無間の世界から、、ひとつだけを
チョイスしていく自由度とでもいいましょうか。
ところがこう考えると
なぁんだ、普通のコペンハーゲン学派の
解釈と何処が違うんだろう?となるわけです。
違うんだなぁ。たぶん。
我々が世界を決定していくのであって
不確定な世界をふらふらしていくというわけでは
ないのです。
こちらにある山を
あちらに動かせる可能性についても
考えています。
あぶないかなぁ。
山動かすと。