アダムスキー「テレパシー」 第2部 超能力開発の練習法 対訳

練習4 水との一体感を起こす練習

練習4 水との一体感を起こす練習
Exercise 4.

 

できればある距離を保って水面を見おろせるように立ちなさい(水面の広さは問題ではありません)。丘の上か高台がよいでしょう。
If possible, stand some distance from a body of water (its size is unimportant), preferably on a hilltop or rise, so you are looking down on it.

 

次に、意識としての自分の無限の力を自覚しながら、その水の中に足をつけるとどんなに冷たくて爽快な感じがするだろうか、ということを想像するのです。
Then, realizing your unlimited capability as consciousness, picture how cool and refreshing that water will feel as you place your foot in it.

 

するとやがてあなたの心境は高まってきて、全身が水の波動との触れあいによって活気づけられてきます。
You can soon get to the place where your whole body will be invigorated by the contact;

 

なぜなら、実際にはあなたの体と、あなたが自分のフィーリングを向けた場所(ここでは水)とのあいだに距離というものは存在しないからです。
for inreality, there is no distance between your body and where you have directed your feeling.

 

フィーリングは肉体の意識です。
The feeling is the consciousness of the body.

 

しかしフィーリングは肉体だけに束縛されないもので、したがって一つの場所に制限されるものではないということがわかれば、距離は障壁になりません。
Once we realize feeling is not shackled to the physical form, therefore is not confined to one place, distance offers no barrier.

 

意識が空間をただようのは、こんなふうにして可能になるのです。
It is in this manner that consciousness can roam the universe.

 

波動をはっきりと感受できないときは、自分自身を調べてまちがっている点を分析してみることです。
When your impressions are not received clearly, examine yourself and try to analyze what is wrong.

 

四つの感覚器官のどれかが妨害してはいませんか。
Did one of the four senses interfere?

 

古くさい習慣的な考えがまた顔を出したのではありませんか。
Did an old thought habit reassert itself? Do not allow either.

 

このどちらをも許してはいけません。
For even a split-seconds interruption can cause misinterpretation of the impression.

 

ほんの一瞬の妨害でさえも受けた印象波動を誤って解釈する結果になります。
We have realy illustrations of how easily a trend of thought can be lost;

 

想念の流れはいかに見失いやすいものであるかということについてはいろいろな実例があります。たとえば、ある出来事を語っているときにだれかが横から口を出しますと、語りあっていた問題をまったく忘れてしまうことがよくあります。
for when we are relating an incident and someone interrupts, quite often we completely forget the point we were discussing.

 

そしてもろもろの印象が急速に心の中にひらめくために、このひらめきの状態が一千倍にも拡大されるのです。
And because impressions flash through the mind at high speed, this situation is magnified a thousandfold.

 

私たちが個人的な自我としての自分自身に無関心になればなるほど、私たちの知覚作用はますます発達してきます。
The more disinterested we become in ourselves as a personal ego, the finer our perception becomes.

 

”宇宙の生命”すなわち意識的な知覚力は絶対に肉体だけに制限されてはいません。
Cosmic Life, or conscious awareness, is never confined to the body.

 

私たちの制限された心──現象の心──はその具体的な理解の領域内に万物を保持しようとしています。
Our limited mind - the mind of effect - tries to hold all things within the realm of its concrete understanding.

 

しかし一般の人が知っているいわゆる心は影にすぎません。
But the mind that we know is only a shadow;

 

一方、”宇宙の因”はあらわれている”実体”です。
while Cosmic Cause is Reality expressing.

 

個別化された心がその限度に目覚めて、その存在の目的を知っているもののほうにむかおうとするとき、その力は無限になるのです。
When the individualized mind recognizes its limitations, then wills itself to that which knows its purpose for being, its power becomes unlimited.

 


 


 


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[日本語訳] 久保田八郎 訳(中央アート出版社「超能力開発法」より)
[英語原文] TELEPATHY - THE COSMIC OR UNIVERSAL LANGUAGE by GEORGE ADAMSKI



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