物品の波動を感受して知識を得る方法
物品の波動を感受して知識を得る方法
たとえば生命体の体験の記憶は、その個体の細胞内の各分子内に記録されるということを最近科学者が発見しています。
i.e. Scientists have recently discovered that the memory of life's experiences are recorded within each molecule within the cells of a form.
人体は無数の細胞から成っています。
And each form of man is made of trillions of cells.
また各細胞は無数の分子から成っていて、これが過去と現在の活動の記憶の型や未来の活動のための記憶の型を運んでいるのです。
And each cell in turn is made of thousands of molecules which carry a memory pattern of past and present action and a pattern for future action.
これらの分子は肉体の各部分の機能に従って多数の部分に役立つために一団となっているのですが、すべては相互に密接な関連があります。
These molecules are grouped for service to the many parts of the body according to the function of the part but all are inter-related.
これらの分子は個人の肉体と心が行なった進歩の記憶を運ぶのみならず、想像し得るかぎりの最低の段階から現在に至るあらゆる物質の進歩の記憶を運びます。
They not only carry the memory of the progress that an individual form and mind has made, but also the progress of all matter from the lowest conceivable stage to the present.
これは意識として知られる記憶分子によって導かれる個体生長の基礎であると言ってよいでしょう。
This could be called the foundation of form growth guided by the memory molecules known as consciousness.
これで一つの手がかりが与えられます。すなわち、右の分子群から確実に与えられている意識的な印象類に自分のせんさく好きな心を服従させる方法を会得している意識的な警戒性を持つ人は、多くの知識を感受することが可能であるという事実がわかってくるのです。
This gives us a clue how a consciously alerted person who has learned to submit his critical mind to the obedience of conscious impressions that are given steadily by the molecules, can receive much information.
われわれはサイコメトリー(訳注=物品に触れてその性質由来などを感知する超能力)に関して多少とも知っています。それによると、この術に長じた人は他人の所有物である指輪か時計を手にとって、所有者にリーディングを与えます(訳注=物品の由来や性質などに関する知識を感知すること。たとえば、この指輪はニセモノのダイヤで、いつ、どこで、いくらで買って、だれの手を転々と渡ってきたかを言い当てたりすること)。
We know something about psychometry that permits a person to hold a ring or a watch belonging to another and give the owner a reading.
この人たちは疑惑感を起こすことなしに、やってくる印象を受け入れるように自分を訓練しています。
These people have schooled themselves to accept impressions that come, without any feeling of doubt.
そしてこの印象類はこれまでに体験を持ってきた分子から波動となってやってくるのです。
And these impressions come in vibrations from the molecules that have had the experience.
この微小な記憶分子は、実際に人体を維持し、心を指導する意識的実体です。ただしエゴがそれに指導をまかせるのならばのことです。
We can say that these tiny memory molecules are actually conscious entities capable of maintaining the form and guiding the mind if the ego allows it to do so.
それらはかつて存在した、またはいま存在しているすべての物を”知る者”です。
They are the knowers of all that has ever been or is.
このことで、ひとたび正しく訓練された人間の心は自然界の万物と交わることができることを示しています。
This proves that the human mind once properly schooled can commune with all forms in nature.
そして生命に関するさまざまな謎はもはや増大しなくなるでしょう。
And mysteries regarding life would not longer prevail.
秘密も推測も存在しなくなります。なぜならこの微小な記憶分子群がすべての活動を記憶しているからです。
And secrets and guess work would cease to be, for these tiny memory molecules have recorded all action.
これは真の”宇宙的な自我”です。
This is the true Cosmic Self.
この発見はずっと以前に他の惑星の兄弟の援助によって行なわれてきたのですが、いままで地球の科学者はその価値や潜在性に気づいていません。
This discovery has been made with the help of our space brothers many years ago, but not until now do our scientists realize its value and potential.
科学者はそれをDNA(デオキシリボ核酸)およびRNA(リボ核酸)と名づけています。
And they named it DNA and RNA.
ところが他の惑星の兄弟たちはこの知識をすでに数千年間応用してきたのです。
Yet the space brothers have been using this knowledge for thousands of years.
そして彼らはこの”記憶の運び手(記憶分子)”からやってくる印象類に自分の心を服従させるように訓練してそれを日常生活に応用しているのです。
And they have applied it in their daily life by schooling their minds to be obedient to impressions coming from these memory carriers.
[日本語訳] 久保田八郎 訳(中央アート出版社「21世紀/生命の科学」より)
[英語原文] SCIENCE OF LIFE - STUDY COURSE by GEORGE ADAMSKI